Proteinum(プロテーナム)の評価制度について

事前に弊社の評価制度について、知っていただくことで、弊社に入ってもいいかな?と考えていただける方が
増えることを願い、また社内向けに評価制度の意味についての良い言語化になればと思い、この記事を書いています。

Proteinum(プロテーナム)における評価制度の考え方

評価制度はあまり世の中に公開されていませんが、評価制度は会社から一緒に働く方への強烈なメッセージだと
思っています。「こういう人をうちでは評価するよー!」ということが明確に表れるので、もっと公開されるべきです。
そのため、弊社では評価制度を公開し、事前に知っていただいた上で、ご応募いただける方と一緒に働きたいと考えています。

評価制度を設定する目的

3つの目的から評価制度を設定しています。

  • 評価の透明性を保つ

  • 理想の人材像の認識を揃える

  • 人材の成長を促進する

まず、「評価の透明性を保つ」ですが、評価基準を明確に設定するため、評価時に発生する、評価する側とされる側のギャップをできるだけなくしたいと考えています。大規模な事業会社でよくあるケースですが、50人規模の部署に所属しており、ほとんど一緒に働いたことがない課長が評価者で、しかも、会社の評価基準があまりにも定性的で、評価に納得がいかない、といった話を聞きます。
人生が決まるといっても過言ではない評価が適切に行われる会社にしたいとの想いで設計しています。

次に「理想の人材像の認識を揃える」です。理想の人材像は通常人や会社によって違います。価値観は色々ありますので、当然のことです。個人的には、社内文化は一緒に働く仲間の一挙手一投足がつくると考えています。「理想の人材像」を評価制度を通して、社内で揃えることで、指示の一つ一つの方向性を揃え、最終的には指導をしなくとも勝手にみんなが同じような人材を目指して活動している、という状況を目指しています。

最後に、「人材の成長を促進する」です。後ほど記載しますが弊社の評価制度は何ができるようになればよいか?が明記されているので、どうすれば評価を上げられるのか、で迷うことがありません。結果的に人材の成長を促進できると考えています。

評価制度の作成基準

弊社はコンサルタントと制作・運用それぞれに評価基準を設けています。
作成の基準は、各職種に必要なソフト面・ハード面のスキルが身につけられているか、どうかです。
S・A・B・Cランクがあり、Sランクはチームをリードできる要件を示しています。
つまりは、一人前になって、一人で複数人のメンバーの力をマージし、チーム力を最大化できるマネージャーということです。
また、ランクに年収レンジが紐づいています。
頑張って、能力が上がれば上がるほど、年収も上がるというシステムです。
ただ職位とは紐づけていないです。現状弊社では特にポジションは設けていませんが、ただスキルが高ければポジションに就けられるかというとまた違う話かなと思っているので、また別の人格に紐づく評価を設ける必要があると思っております。

Proteinum(プロテーナム)における評価制度の運用方法

弊社では、6か月に1回評価タイミングを設定しています。具体的には以下の通りです。

  • 評価対象期間:

    • 上期:8-1月

    • 下期:2-7月

  • 評価実施時期:

    • 上期:1月

    • 下期:7月

年に1回昇給機会がある企業が多いと思うのですが、弊社としては、人の成長に対して、年に1回では評価機会が少なく、
かといって、評価機会が多すぎても、人の成長や会社の評価運用工数のバランスから会社の成長に対するマイナスが
大きくなってしまうのではないか、との理由から、年2回の評価としています。

評価内容は、基本的には定性評価です。
後述しますが、コンサルタントおよび制作に必要だと考えているスキルを段階別に設定し、
それぞれの被評価者のスキルがどのレベルにあるのかをチェックしていく形で運用しています。
できるだけ評価者の主観が入らないよう、評価項目自体の明確化および複数人による評価の精査を行っています。

Proteinum(プロテーナム)における評価制度の設計

今回紹介するのは、コンサルタントの評価項目です。
クライアントに貢献するために必要な要素と考えている15項目について設定しています。
それぞれについて、S、A、B、Cの4段階のスキル要件があります。

評価項目について

各評価項目について説明していきます。段階別に説明するとなかなかの分量になるため、
15項目の概要について記載していきます。

クライアント提案能力

  • 売上向上アクションの明確化:アクションを明確に提示できないと実際に売上を上げることは難しいため、最も重要な能力です

  • データ収集:データを正しく迅速に集められなければ、データ分析に至ることもできないため、重要だと考えています

  • 分析スキル:データに基づくPDCAを回すためには必須要件になります

  • 提案内容の作成:考えた内容を正しく伝えられなければ、評価されません。正しい評価をクライアントの方にしていただくためにも必要な能力です

実行能力

  • 売上向上:とにかく売上を上げることが最も重要です。極論売上を上げられれば他の能力は多少劣っていても問題ないぐらいです

  • 提案内容の実行:提案内容を実行するにも、単に提案する以外の動きが必要になります

  • 制作チームとの連携:EC運営代行はチームで行う仕事です。お互いがリスペクトをもって働くことでより良い支援を実現できます

  • クライアントの巻き込み:私たちが独りよがりで動いてもECの成功はありません。クライアントの方々をいかに巻き込むか、がECの成否に関わってきます

マネジメント

  • 自身のマネジメント:自分をコントロールできなければ、成果は出せません

  • 他者のマネジメント:自分だけでなく他者をコントロールして初めて安定した支援が可能になります

コミュニケーション

  • 口頭コミュニケーション:ご提案をする際、正しく意図を伝え、クライアントの方々が納得いく形で施策を進めることができるか、が非常に重要です

  • 文章コミュニケーション:細かい施策のやり取りが発生するため、テキストコミュニケーションのレベルも重要になってきます

  • クライアントとの関係性:信頼を獲得できて初めてコンサルタントとしての価値があります

チームワーク

  • チーム議論への参加:チーム内での議論に参加し、チームとしてのアウトプットをより良いものにしていく姿勢が非常に重要です

  • チームにおけるリーダーシップ:お互いにリスペクト、思いやりを持ちながら働き、チームの士気を上げるのが理想です

最後に

弊社の評価制度について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
弊社では、できるだけ公平性が高い評価を実施していきたいと考えております。
弊社に興味を持っていただいた方はぜひお問い合わせください。随時一緒に働いてくれる仲間を募集しています!

[writer_watanabe]
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