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一社)プロティアン・キャリア協会設立

前回のnoteで自身のキャリア形成を通じて「日本人がキャリアを主体的、戦略的に考えることが少ないことへの課題認識」について書かせて頂きましたが、「なぜ協会を立ち上げたのか」、そしてなぜコロナ問題で世界中が大変な状況のなか「なぜいま協会を立ち上げるのか」について書かせて頂きたいと思います。ぜひお付き合いください。

■起業そしてキャリア事業の模索

前回記載しました通り2019年に起業し、経営支援のコンサルをしながら、社会的課題の解決のためどんな事業ができるか、今までの自分と世の中の潮流のなかで自分が社会に対して何ができるかを考えていました。

その結果、個人のキャリアに関する課題の解決支援をしたいということを決め、キャリア関連について調査・研究・実践・学びを始めました。

組織視点での今まで経営企画やコンサルとして組織設計や人事制度に関与してきましたが、組織における人材活用の視点を改めて体系的に整理すべくCHRO、戦略人事セミナーへの参加、個人・組織の特性を科学的に分析するアセスメント(パーソネルアナリスト1級)資格の取得、有料職業紹介資格の取得と人材紹介事業の実践。

個人のキャリアの観点からは、国家資格キャリアコンサルタント講座受講と資格取得、数多くの個人向けのキャリアプランセミナーやキャリアと関連が深いライフプランセミナーへの参加などによって最新の動向をモニタリングしておりました。

■プロティアン・キャリアとタナケン教授との出会い

そんななかで出席したキャリアセミナーで出会ったのが、「プロティアン・キャリア」の考え方でした。アメリカの心理学者ダグラス・ホール教授が提唱した「環境の変化に応じて自分自身も変化させる柔軟なキャリア」を意味するプロティアン・キャリア理論。地位や給与といった旧来型の価値観ではなく、個人がもつ心理的な成功を目指し時代の変化に対応する「個人のアイデンティティ」と「変化へのアダプタビリティ」のコンピテンシーを重視する理論でした。

そして出席したセミナーで講演されていたのが、日本におけるプロティアン・キャリア理論の第一人者で書籍「プロティアン」の著者、法政大学キャリアデザイン学部教授の田中研之輔教授(タナケン先生)でした。

タナケン先生は、プロティアンキャリア理論をベースに100年時代というキーワードを一般的にした「ライフシフト~100年時代の人生戦略~ リンダ・グラットン著」の考え方も取り入れ、バランスシートでキャリア資産を表現するなど、現代のキャリア理論と進化させたおりました。

ライフシフト×変幻自在なキャリア理論、まさに「これからの時代のキャリア開発に必要な考え方はこれだ!」自身の経験も踏まえてそう感じました。

そして、このときの出会いが今回の一般社団法人プロティアン・キャリア協会設立につながることとなりました。田中研之輔教授には、このような機会を頂きまして心より感謝しております。

■なぜいまプロティアン・キャリアなのか。

日本はいま大きな過渡期を迎えています。人口が減少し始め、経団連が終身雇用は守れないと声を揃えます。働き方改革、新卒でAI人材には1000万、40歳以上を対象にした早期退職優遇募集・・・グローバル化による競争激化によりもう日本型雇用制度(終身雇用、年功序列、新卒一括採用)を維持していくことは難しいのです。

また、幸福度の世界ランキングでは、2012年40位だった日本は先日発表された2020年度は62位とここ数年徐々にランキングは下落、主要先進国の中でワースト1位の労働生産性、政府調査の仕事のやりがい調査ではやりがいを感じる人は年々下降、労働時間は諸外国に比較して長い。諸外国からは、日本人は勤勉で一生懸命真面目に長い時間働いているのに生き生きと働いていないというイメージすら抱かれています。

生き生きと働いていない理由は多岐にわたると思いますが、大きな要因の1つがキャリアに対するオーナーシップの不足だと私は思っています。会社都合による異動・転勤を当たり前に受け入れることを求める組織や地位や給与などのキャリアの画一的な価値観ではなく、自身の心にそった自分基準での心理的な成功基準を定めて、その基準に沿ってキャリア開発をすること、決して同調圧力に負けずに自分の人生を生きる、プロティアン・キャリア理論の考え方こそいまの時代に必要だと思っています。

■コロナウィルスとこれから協会で取り組むこと

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により未曾有の歴史的危機を迎えております。20年6月の現時点でもまだ先行きは不透明です。そして、日本型雇用が大きく崩れ始めたタイミングでのウィルス発生により日本の働き方は、ここ1年で大きな変化をすることになっていくかと思います。

先がわからないから考えないでは思考停止だと思っています。予測できない事態になり立ちすくむ方と正しい予測は誰もできませんが、先を見据えて未来に向けて次の一歩を踏み出そうとする方。どちらが自分の人生を生きて、周りの方にも価値を与えることができるか、勇気づけられるか、前向きにできるか。答えは明白だと思います。

だから、いまだからこそ日本人の多くの方が主体的に自身としっかりと向き合って、働く意味、生きる意味を再定義したうえで将来のキャリア戦略を策定し、生き生きと働くきっかけ、第一歩を提供していきたいと思っております。

今後は、プロティアン・キャリアの考え方を広めるための講座の認定や資格制度などの仕組みの構築、キャリア関連領域の法人やキャリアコンサルタントと連携し、一人でも多くの方がオーナーシップをもってキャリア開発取り組み、経済的成功だけではなく、自身の価値観に沿って心理的に幸福と感じて生きる人が増えることに尽力できればと思っております。

協会設立から少し時間が経ちましたが、協会設立記念としてのセミナーを7月6日(月)19時~実施することとなりました。もしご興味ある方、既に1期生は始まっていますが、プロティアンキャリア戦略塾(第2期生)に興味がある方は是非ご参加頂ければと思います。(先着100名)

https://protean-career.peatix.com/

ここまでお読みいただいた方には心より感謝いたします。未曾有の危機の真っ只中での設立となりましたが、一般社団法人プロティアン・キャリア協会を今後ともよろしくお願い致します。

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一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事。中期経営計画策定、新規事業開発、IPO、M&A等の責任者などを経験し、2019年4designs㈱起業。キャリアコンサルタント、パーソネルアナリスト1級、早稲田MBA,中小企業診断士https://4designs.co.jp/