MRからコンサル転職のロードマップ！死にかけた私が語る起死回生の成功法。

*2023年11月25日追記（6,692文字）
私の経歴を簡単におさらいしますと、製薬会社でMRを5年、その後外資系コンサルに転職しております。
こちらの記事は、未経験でコンサルを目指しているけど不安。未経験でコンサル業界に飛び込んだ時の壁や求められるスキルについて、実体験をもとに紹介していきます。
私のコンサル転職当初の上司からの評価は最低で、退職を促される状況に陥りました。しかしあることを意識するだけでパフォーマンスが大幅に変わり、最終的に最高評価をもらうことができました。
特にいわゆるコンサル入門書に書いてなかったよ！！！と感じた点について詳細に書いていきたいと思います。

【この記事で得られるメリット】
・未経験でコンサルに転職する場合どのような壁が待ち受けているかが分かる
・私が上司に言われた指摘を元にスタートダッシュの対策ができる
・どのようなスキルがあれば壁を乗り越えられるかがわかる
・実際に実務で使っていたExcelのショートカット集（PDF）がダウンロードできる
・アフターフォローとして転職に対する疑問や不安について無料で相談に乗ります

まず、簡単にコンサル内での経験及び評価について記載します。
・コンサル経験は約2年、分析担当からプロジェクトリーダーを務めた
・仕事内容の多くはマーケティング戦略の立案と営業の効率化（SFE）が主
・当初、仕事ができなさ過ぎてコンサル向いてないんじゃない？やめた方がいいよと言われる
・日々激務激怒の環境下からあることを意識して成果を上げた
・入社後の評価は5段階評価（1が最も良い）で3.5→1.4、生産性評価は3段階評価で3→1と向上

では、ここからは実体験を元にしたコンサル転職の壁とそれをどのようにして乗り越えて、評価を上げたかを記載していきます。

■未経験でコンサル転職をする場合の壁　5選

・EXCELを用いた分析の実務

転職後まず最初の壁として立ちはだかったのがEXCELです。
単に集計や計算するだけなら問題にはなりません。EXCELの表を自分で納品できる品質まで仕上げることが重要で、未経験でコンサル転職したものからすると相当難しいと感じます。
また、どのような分析をして、どんな表でアウトプットするかも未経験ではなかなかイメージできないのでは無いでしょうか。

プロジェクト（以後PJ）が始まると大体キックオフミーティングというものがプロジェクトマネージャー（以後PM）とメンバーで開催します。

その際に、PJの課題に対する仮説や分析内容を決定します。私はまだまだ駆け出しだったため担当は分析が中心でした。すると、PMから「〇〇の分析をお願いします」などと依頼を頂きます。

コツコツと分析に使えそうなデータを集めるのですが、集めた後に今からどんな作業をしたらいいのかわからなくなることが多かったです。
集計のフォーマットや分析の手順など具体的なことはあまり指示されなかったので、いざ、こんな分析をしました！と意気込んでPMに確認してもらっても、イメージと違うなと一蹴されてしまうことも多々ありました。

また基本的なEXCELのショートカットを覚えて作業を効率化することも重要です。入社当初EXCELワークが遅すぎると毎日言われておりましたので確実に使いこなせるようになる必要があります。

作業が遅いとアウトプットも遅くなり、PMへの確認も遅れてしまうので仕事に対する余裕がだんだんとなくなっていきます。従って評価が下がります。

私が転職当初に作成したショットカット集を添付しておりますので、ご活用ください。
エクセルがまともに使えないというだけで出来ないやつという烙印を間違いなく押されます。
後述しますがコンサルは場合によっては自分でシステムを使ってソリューションを開発し、クライアントに納品することもあります。そのような環境下にもかかわらずエクセルすらまともに使えないとなると未来はないです。

ここまではほんの序章に過ぎません。キャッチアップできなければ地獄おような日々を送り退職まっしぐらです。そもそもここがクリアできないとコンサルタントとしてのやりがいや仕事の充実感は得られないでしょう。

私も当初は本当に苦しく、辛い日々を送りました。しかし、あることを意識するとパフォーマンスが大幅に改善でき、徐々に作業効率も上がりました。その結果、上司から最高評価をいただけたのですが、それ以上に自分がプロジェクトリーダーとしてクライアントの課題解決に関わり、「ありがとう」と感謝されたときは涙が出るくらい嬉しかったです。同時に自分でソリューションを作れるという自信が湧き、成長を感じました。

コンサル転職を目指す皆様には是非同じような経験をしていただきたいです。また、できれば私のように身体的にも精神的にも追い込まれるような経験はしてほしくないと切に願っています。

下記からは実体験を生々しく語っております。見るとコンサル転職が嫌になるかもしれません。そのため有料記事とさせていただきました。本当にコンサル転職を成功させて「これまでの価値観を変えたい」「サラリーマンでは得ることのできない達成感を味わいたい」と本気で思っている人だけお進みください。
パフォーマンス向上のためのコツを知って、ライバルと差をつけて評価、そして最終的にはクライアントからの感謝が得られるような仕事につなげて頂ければ幸いです。