マカオ・ダナン旅行記#3~ミニマム・ベット(残酷な)
グランドハイアットのスイートルームでひとしきりテンションの上がった僕らは、とりあえずお腹が空いていたので夕食にすることにした。
ザ・ベネチアン・マカオに行くつもりでロビーにおりると、ロビーラウンジで生歌・生演奏をしていてとても素敵だった。
もう少し聞きたいと思いながらも空腹に勝てず、ベネチアンへ。建物が巨大だから近そうに見えるけど実はそんなに近くないということを知る。1ブロックが広い。
カジノの街だから、ラスベガスぽくはあるものの、マカオには街頭広告とか、スポンサー名の広告というものがほとんどない。だから街がすっきりして見える。
特にコタイは完全に埋め立て地なので、1から都市計画を作れたわけだし、そうした点でも、ラスベガスを参考にしつつ、アップグレードさせてるのだろうと思う。
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10分くらい歩いただろうか。ベネチアンにようやくたどり着いた。
ベネチアンは間違いなくコタイエリアの象徴的なホテルだ。カジノも最大規模で、ショッピングモールも最大規模。なんならショッピングモール内にベネチアの名前の通り、水路があってゴンドラまである(もちろん乗れる)。
そのベネチアンに入って、まっすぐ行くとカジノがあって、カジノを眺めつつレストランにいった。
ベネチアンのカジノはやや大衆的な雰囲気(というと語弊がありそうだけど)で、あいているスロットマシンで、賭けずにただだらだらしてるだけの中国人なんかもたくさんいた。
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初日はせっかくならと点心の店にした。
野菜炒め、ライスロール、炒飯、点心を頼む。
最初に出てきたのが野菜炒めで、一切れがやたら大きくて、「なにこの野菜?」と思ったら空心菜だった。こんなでかいのあるのか。
炒飯は若干薄味で、ライスロールは春巻的なものを想像していたら、餅米の生地(たぶん求肥的なもちもち感と言ったほうがわかりやすい)に餃子のタネみたいなのが入ってるものがでてきた。揚げてあったり焼いてあったりするわけではなく、生(?)のもちもちした生地に包まれていた。初体験だったけどわりと美味しかった。
で、最後に点心が出てきたのだけど、これが感動的に美味しくて、一気にマカオ評価が爆上がりである。日本の点心の1.5倍くらいの大きさに、これでもかと海老が詰まっていた。
後で奥さんとも話してたんだけど、旅行においてご飯が美味しいってすごく大事だよね。
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自分たちが泊まっているホテルのカジノ(シティ・オブ・ドリームズ)はまだ覗いてなかったから、そっちに行ってみようということで、ベネチアンを出てホテルに戻った。シティ・オブ・ドリームズのカジノはすごくゴージャス(でもシック)な感じの内装で、ベネチアンより高級な感じだった。
カジノにはミニマムベット(最低賭け金)があって、テーブル毎に違うのだけど、マカオでメジャーな「大小」は、ベネチアンはミニマムベット100HKD~、シティオブドリームズは300HKD~だった。
300HKDはつまり4500円くらいである。高級感あるぶん、対象層も違うのだろうか。
とりあえずカジノの体験だけできればいいやというつもりだったので、ベネチアンのほうが仮に負けても長くできるからいいなと思ったものの、歩いて戻るのは面倒すぎるのでそのままシティ・オブ・ドリームズで遊ぶことに。
本当はルーレットのほうがよかったのだけど、ルーレットはあまりに人気がなく、そもそもカジノに1台くらいしかないし、そのテーブルにすら誰もいないのでやめておいた。
ミニマムベットが高過ぎてあっという間にすりましたとさ笑。
次はもう少し予算を割いてこよう。(といっても最低でも10万くらい突っ込むつもりじゃないと楽しくないと思う。自分の性格的にカジノに10万突っ込むかというと突っ込まない気がするけども)
最後までお読みいただきありがとうございました。 このnoteのテーマは「自然体に綴る」です。 肩肘張らずに、「なんか心地いいな」と共感できる文章を探したくて僕も書いています。なにか良いなと思えるフレーズがあったら、スキ!やフォローをしてくださると励みになります。