新日本プロレスG1CLIMAX34 ゼビオアリーナ 仙台大会

新日本プロレス。夏の最強戦士決定戦G1 CLIMAX34がゼビオアリーナ 仙台で開催された。今回はBブロックの公式戦が行われた。
①ボルチン・オレッグvsKONOSUKE TAKESHITA
②成田蓮vsHENARE
③エル・ファンタズモvs後藤洋央紀
④ジェフ・コブvsデビット・フィンレー
⑤辻陽太vs上村優也
こんなにも豪華なカードがゼビオアリーナ 仙台で行われたことがとても嬉しく思います。早速振り返っていきます。
ボルチンvsTAKESHITA
試合序盤からゴツゴツとしたファイトを繰り広げる両者。TAKESHITAのアゴへの強烈なエルボーは「バキッ」という音を鳴らした。会場にいたファンは、悲鳴を上げた。しかし、それに屈せず強引にジャーマンをぶん投げた。ボルチンのジャーマンに負けてたまるかという気持ちを見せたTAKESHITA。お互いがジャーマンの投げ合いに発展した。どちらに勢いがつくか思ったその瞬間、ボルチンの超高角度のジャーマンスープレックスをTAKESHITAに見舞った。そこからカミカゼにつなげて3カウント。AEWとDDTで大活躍中のTAKESHITAに土をつけた。今回のG1で一番インパクトのある試合だった。
成田vsHENARE
悪行の限りを尽くすハウスオブトーチャーの成田蓮が、NEVER無差別級王者のHENAREに対しヒールファイトを繰り広げる。試合序盤から凶器攻撃をしていき、試合のペースを譲らず試合は、一方的になった。最後は急所蹴りからのダブルクロスで勝利。観客からは大ブーイング。しかし、成田は不気味な笑顔で観客を見渡した。今後どうなるのか楽しみだ。
後藤vsファンタズモ
毘沙門とGODのタッグ対決で何度もぶつかってきた後藤とファンタズモ。
しかし今回はシングルの対決。お互い握手をしてからのスタート。ヒールファイトのないクリーンな戦い。会場が熱狂した。試合中盤のファンタズモの場外へのムーンサルト。会場にいた人は、すごいとしか思わなかったと思います。そのまま後藤の技を切り返したファンタズモが十字固めで3カウント。勝ち点2を獲得した。お互い最後の公式戦まで頑張ってほしい。
コブvsフィンレー
単独首位のコブ対グローバルヘビー級王者のフィンレーが、真っ向からぶつかった。この試合結論から言うとフィンレーが勝ったんですけど、フィンレーは、バレットクラブのリーダーなのにヒールファイトをしないで、真っ向勝負でコブを倒しました。それは会場中のファンが、フィンレーの強さを思い知ることになりました。
辻vs上村
同期の対決。お互いに譲れない思いで迎えた大一番。しかもメインイベントという大舞台での試合。二人とも熱い試合をしようと必死でした。しかし試合途中。上村が腕の怪我をして、慌てた辻に丸め込んで3カウント。会場は静かとなった。早く上村の怪我が直ってほしいとお思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?