あたたかいひと

SixTONESの魅力のひとつにギャップがあると思うんだけど、私がそれを一番感じたメンバーが田中樹さん。
好きになってからもしばらくは「そうはおっしゃってもほんとはオラオラでいらっしゃるんでしょ?」的な視線を投げかけていたんだけれど、知れば知るほど樹さんは全方位に配慮した美しい日本語で話し、冷静にその場の空気を把握しその場にいるひと全員に気を使い、オラオラどころかひとりでいる時間、メンバーといる時間を愛する賢くやさしい男性だった。
私がいちばん素敵だな、と思ったのはラジオで「しあわせな子ども」の定義を「あたたかいごはんを食べて育ってきたひと」と表現したとき。
血の繋がった両親のもとで大切に育てられた子どもはもちろん、例えそうではなくても大切に守られて、あたたかいごはんを食べて育ってきたらしあわせな子ども。
現代の多様性に配慮したその知的なことばのチョイス、何よりその発想のあたたかさにその時、このひとこそがあたたかいごはんを食べて育ってきた、「しあわせな子ども」なのだと感じた。
それからはTVやライブでのオラオライケイケな「爆モテじゅったん」もドラマの現場でどうしていいかわからず様子がおかしくなってしまう若干陰キャな「樹くん」もまるごと大好きになりました。
最後に樹さんの魂のふたご、北斗さんが言っていた樹さんへの最大の褒めことばを。
「SixTONESに樹がいなかったら、と思うと怖いよね。樹がいないグループはどうしてるんだろうね?」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?