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みんな違っていいを分かりやすく伝える方法

なんで決まっていることを守らないの?
なんで教えたことができないの?
なんでそんなことを言うの?

自分と違う行動をする人
自分では考えられないことを言う人に対して、

なんで?!
と腹を立てていた頃。

しんどかった・・・。

きっとそれ以上に言われた人は
もっと。

なんで!?
と、ずっと腹立たしかったことが

”なんでもくそもない”(←※言葉が悪し)

だって、その人は私じゃないもの
と分かって、
理解して、
腑に落ちて、

腹も立たなくなった。

と思ったら、

デジャブ。


長男兄太が小学2年生の時、
「なんで廊下走ったらあかんのに走るん?」
「なんで注意してるのにやめへんの?」
「なんであんなこと言うの?」

毎日帰宅するたびに、
ぷりぷり怒って今日の出来事を話してくれる。

そんな兄太に、
そうなん、廊下走っkたらあかんもんなー。
注意したん、やめくれへんねんなー。
ほんやまやなー、なんで言うんやろうなー。

兄太のぷりぷりを受け止めつつ、
心で思う、

兄太よ
この「なんで?」には答えがないんよ。
相手は答えをもってないんよ。

だから
”なんでもくそもない”と
受け入れるしかないのよ・・・。

という事を
小学2年生に説明し、
納得して、じゃあそうする!

となるのか?

ならないーーー!!

そらそうよ。

大人でも難しいもの。

でも、このままでは
毎日ぷりぷりしてる兄太もしんどかろう。

兄太にぷりぷりされている
その子もしんどかろう。

こどもといえど、
人間関係・・。
友達関係・・。

ギスギスしちゃうよね。

どう説明すればいいのだろう。

人は人。
人はその人の中の
良き世界で生きている

兄太と同じ考えを持ち、
同じ行動をとるわけではない。

みんな自分が正しいと思ってる。

そんなこと言われてもね・・・。

どう説明すればいいのか、
悩んだ、、

そんな時、
社会人の大先輩、
Iさんに、このことを話すと

一言、

そんなもん、
【学校は動物園や】言うたらええねん!と。

”動物園”

肉食、草食おるやろ、
空飛ぶやつ、泳ぐやつ、陸のやつ、
夜行性もおる、

キーキー叫んでるのもおる、
じーっとうごかんやつもおる、

全然違うやつの集まり、

カメに空飛べ言うても飛ばれへんやろ?
うさぎにシマウマ狩ってみ言うても無理やろ?

【学校は動物園】

分かりやすい!!!
こどもにも十分理解できる!

そんなこんなで、
兄太に説明。

さて、兄太
分かったような分からないような
でも分かったような。

それから我が家では
ぷりぷりしてしまうお友達のことを
動物名で読んでいたことは
ここだけの話。

そして、
成長するにつれ、
兄太なりに折り合いをつけ、
ぷりぷりは収まっていったのだった。

大人の世界でも同じ。

自分と同じ人はいない、
自分と違う人と認識すると

全てが新鮮で
全てが驚きと発見、

「なんで?(プリプリ)」
ではなく、

ほう!あなたはそうなさるのね。
ほう!あなたはそうお考えなのね。

と受けとめると

私にはできない、
私には想像もつかない、
すごいな・・・・

”すごいな”
に行きつくんです。

自分とは違う世界を見せてくれる人に
なるんよなー。

あんなことがあったよな
そんなことを兄太と話す
6月の夜。



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