ペーパーバックを作ろう②

KDPからペーパーバックを作るには、判型に合わせたPDFファイルを作成する必要があります。
まず、KDPページからテンプレートをダウンロード

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こちらがテンプレート(Word対応)

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この1.27cmが実は曲者で、このままPDFかすると裁ち線ぎりぎりになりました。

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裁ち線ってのは上の図の赤線のことですね。この枠の中に納めないと出版出来ませんが、横がぎりぎりだと紙で見開きにした時、非常にバランスの悪い配置になります。

KDPのヘルプページを読むと、ここらへんの説明が非常に分かりにくい、不親切、頭痛くなるの三重苦なので、上下左右2cmで余白取って解決させましたわ

Word諦めて、一太郎に乗り換え

一太郎にてファイル作成は下記URL参照頂くとわかりやすいかもです。


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執筆で使用したソフトは一太郎です。
一太郎で四六版(127/188mm)を新規作成して上下左右余白を21mmに設定。

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ちょっと分かりにくいですが、見開きで見ると綺麗にハマりました。
紙質は白/クリームとありますが、小説の場合、クリームがいいかも

次の課題「ルビ」

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お気づきでしょうか? Word(これはWPSですけど)だと、ルビ入れると行間が開くんです。行間補正は自分で都度調整しないといけません。
これのせいで、1ページあたりの行数がずれる場合があります。

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こちらは一太郎からPDFにして、WPSで開いたものです。
※一太郎購入時にケチって、PDF書式いじれないヴァージョンを買いましたので、こうなります。
一太郎はルビ自動補正で、行間いちいち調整しなくて良いのですよ。この差は大きいです。

まとめると
・テンプレート書式は左右が裁ち線ぎりぎりなので、本にした時、見づらい    配置になる。
・Wordで作成する場合、ルビによる行間のずれが問題になります。
以上が注意点になります。


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