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ビジネスで勝ち続けられる戦略は3つしかない

私は、ビジネスで勝ち続ける戦略は3つしかないことを知りました。

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横軸に競合優位性、縦軸に戦略対象幅をセグメントすると上図のように3つの戦略を描くことができます。

1つは、左上のコスト戦略。コスト戦略は価格の優位性を保って多くの人に選ばれること。例えばユニクロ。ユニクロは、全国・全世界に圧倒的な店舗網を拡大しています。流通・製造の強みを活かして低コストを実現しています。

2つ目は、右上の差別化戦略です。差別化戦略は特異性の優位性を保って多くの人に選ばれること。例えばセブンイレブンなどのコンビニ。コンビニはスーパーよりも価格は高いですが、立地が良いという特徴があります。つまり「時間を節約できる」という立地の優位性を保って多くの人に選ばれました。

このコスト戦略と差別化戦略は、資本力を持つ大手企業しかできません。個人や中小企業・零細企業がこの戦略に突っ込むのは危険だと言えそうです。

集中戦略とは、ニッチ化戦略とも言い換えられます。集中戦略とは一定の人に価格や特異性で選んでもらうこと。

左下はニッチな市場に対して低価格なサービスや製品を投入する「専門店戦略」です。例えば、EC販売や白T専門店。ニッチな市場に対して安くたくさん売る(薄利多売)戦略です。

右下は「オーダーメイド戦略」です。例えばオーダースーツや高級ブランド。オーダーメイド戦略は、ニッチな市場に対して高く少なく売る戦略です。

つまり集中戦略とは、狭いニーズ(ニッチな市場)に対して低価格で安く多く売るか、差別化で高く少なく売るかということです。

自分がやるビジネスはこの戦略のどこに該当するのかを考えながら、ビジネスを設計することが必要です。

次回はプライシングについてです。

※MUPで学んだことをアウトプットしています。

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