高円寺にある小杉湯 vol.2

おはようございます。鈴木雄太です。

前回に引き続き、高円寺にある老舗の銭湯「小杉湯」について書き連ねてみます。
前回の記事はこちら。https://note.com/yut2sma12/n/n626a05e6d750

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昭和8年創業、代々その歴史が潰えることなく常に繁盛し続けてきた小杉湯。
年配層のみならず若者にも人気な理由が前回に引き続きまだあります。

それは、ずばり「コラボレーションによる付加価値」をつけていること。
①お客様と各分野アーティストとのコラボレーション

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なんと銭湯にミュージシャンをお招きして、
銭湯全体がライブハウスになったりするんです!

月一で高円寺にゆかりのあるアーティストをお招きしてライブ開催。
今や小杉湯では一般行事となっています。


他にもフォトグラファーとのコラボレーションで写真展を開いたりと、
そのイベントの多様性には驚くばかり。

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直近では台湾をテーマにして、台湾の写真家による展示会を開催中。
日本と台湾との交流を感じられるコンテンツをふんだんに展開しているようです。

ただ温泉を楽しむ場所だけでなく、
人と人が娯楽・文化を通じてコラボレートする場所として小杉湯はその存在を維持し続けています。
参考記事:https://www.cinra.net/news/20210908-taipei『高円寺の銭湯「小杉湯」で多方面から台湾を堪能できるイベント開催』より

②全国各地の生産者とコラボレーション

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他にも全国各地の小売店や農家の方々とコラボレートして作物・商品を湯船に入れるほか、なんと作物自体を実際に店内販売したり。
実際僕が行ったときには沖縄のシークワーサー風呂を作っていたり、実際に沖縄の作物を用いたシークワーサーを店頭で売ったりしていました。

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他にも「もったいない風呂」といって、
瓶に傷が入り販売できなくなったワインを輸入会社に提供してもらい、ワインで満たした湯船を実施したのだとか。
なんと!2日間で50本も浴槽にワインが入れられたそうです笑。
面白い試みですよね。

単なる銭湯に終わらず、
各分野とのコラボレーションを起こすことで人と人とを結び付け、
生活情報や文化の発信地として大きな付加価値をつけている。

まさに古きを残しながらも、今の時代にマッチした文化発信地として生き続けているのだなと感じました。

これからもこの小杉湯自体が
様々なイベントや生産者とのコラボレーションで盛り上がり、
更に様々な文化や情報を発信・提携する場として機能し大いに盛り上がるといいですね。

僕もこの場所をどんどん友達や仲間に紹介しお客様として盛り上げていくとともに、
自分自身も人と人をつなげるコラボレーターとして地域に根付き貢献できるようなイベント・事業をゆくゆくはやろうと思いました。

小杉湯、銭湯の好きな人もそうでない人もオススメですよ!


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