ソシオニクスとは

Translated by Iwagami Kaisei (Souce: https://www.sociotype.com/socionics/

概要

 ソシオニクスとは個人がどのように知覚した情報を選択し、処理するのかを取り扱う理論である。法則定立的心理学のひとつに分類できるだろう。ソシオニクスにおいて、知覚情報の処理がもっとも基礎的な要素なのだが、多くの応用理論では、直接的、または間接的に確認される個人の知覚情報の処理に焦点が充てられている。ソシオニクスでは主に情報処理が個人の性格(振る舞い方、癖など)に及ぼす影響についての学問ではあるが、他にも個人間、またはグループ内における流動的な関係性や、潜在的な職業適正、社会的役割についての研究としても発展している。ソシオニクスでは16のタイプに分類され、それぞれのタイプは特徴的で固有の情報処理の過程を説明している。ひとりの人間が2つのタイプを有することはない。

起源

 1970年代にリトアニアの研究者Aushra Augustaがソシオニクスの構想を練り、確立、そして発展させてきた。Aushra Augustaは経済学、社会学、そして心理学に精通しており、Vilnius Pedagogical Universityの家族学の学部長を務めていた。AushraはCarl Jungによる心理的機能についての理論と、Kelpinskiによる知覚情報の処理についての理論を用いて基礎を展開し、2人の影響がソシオニクスには強く現れている。
  ソシオニクスを作り上げるにあたって、彼女の主な原動力のひとつが対人関係をより理解し、説明したいというものだった。そして現在でも対人関係は、主なソシオニクスの応用理論とし存在している。しかしながら現在において、ソシオニクスの応用理論は対人関係の発展についての描写と予測のみにとどまらず、以下の事柄を説明、そして手助けするものにまで発展している。性格、知覚情報の処理、価値観、環境との関わり方、対人関係、職業選択、社会的役割など…。

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