芸能人のメンタルケアのシステム強化を希望します

ショッキングなニュースが飛び込んできました。大好きな映画に、ドラマに出ておられて、とても楽しませていただいて、心を豊かにしてくれた作品を作られていたから、私個人として、竹内結子さんの訃報はただえさえショックなのに。

基本的に曖昧なことは書かないほうが良いとは言え、今回のことがもし自ら選んだ選択だとすると、尚更悲しい。

まずは天国で安らかに、自由に過ごしていてくだされば…と思います。

その上で、やっぱり今年はちょっとおかしいと思います。個々の事情はそれぞれに違うものであるし、並列に語るべきでない側面ももちろんあると思いますが、毎月のように芸能人の方が自死されるというのは、関連がないとは思えません。それに、そのニュースを見て「また…」と毎月落ち込みを深めている人は全国にどのくらいいるか、検討もつきません。

そもそも人の死はショッキングなもので、それが立て続けに、というのはよっぽどのストレスを人々に与えます。ショックを受けて、固まり、考えられなくなってボーッとして、目の前のことが止まって、そういうことが全国で起こっていることを考えれば、経済や社会に影響を与えるようなことに繋がります。これは自死を責めているわけではありません。

このような訃報が続くと、芸能界は大丈夫なの?と不安が強まってしまいます。私は毎日のようにテレビを見ていろんなタレントさんを目にしますし、応援している方も沢山います。

芸能界は特殊で、人気商売で、芸能人の方本人のコントロールの及びにくい構造で、非常にストレスフルであることは想像に難くありません。

一人の心の専門家として、芸能人のメンタルケアにはもっと力を入れなければならないと思います。一般企業にもストレスチェックの義務化や、産業医・保健師などが置かれているのと同じようにすべきです。つまり、芸能人のメンタルケアの制度を整えるべき、と考えます。

私は芸能界とはなんの接点もありませんので、既にこれらのことが行われていれば、ひとつ安心できます。

そして、さらには一人一人、カウンセリングを受ける制度もあれば尚、安心だなぁと思います。どう考えても不安定で、自分の意思だけではやっていけない中で、どうそれらと距離を測っていき、自分を大切にできるかは専門家のカウンセリングという強固なサービスを受けないと難しいということは、今回の一連のことで感じます。それらのことをして、すべてを防げるわけではないとしても、何もしないより、しているほうが、誰にとっても良いです。

いろんな事情はあるとは思いますが命より大切なものはないと思います。どうか、これが、届き、芸能人がより安心して活躍でき、まわりが、安心して応援できる仕組みに繋がりますように。

これはもちろん、芸能人の方にとどまりません。皆の命は等しく平等であって、大切なもの。互いに大切にでき、慈しみあえる社会に向かいますように。


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