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近況報告とメンバーシップ開始のお知らせ

近況報告とこれから

皆さんお元気でしょうか?
私、大上勝行は元気にやっております。
時々、心配してくれている人がいるようですが、そのような方がいらっしゃったら、「元気でやってます」とお伝えください。

ここ数年、身内の不幸や、新型コロナウイルスの影響で、講演、学会等外に出る活動は控えておりました。寂しい気持ちもありましたが、久しぶりにゆっくりと自分のことや周りのことを考える時間をもつことができました。
たどり着いた結論は「人生は残り少ない」ということです。
一般的に考えても、人生の折り返し地点はとうにすぎています。技術職としてこれから円熟味が増すであろう鍼灸師としても、気力体力が落ちていくことを考え合わせると、ここからの10年がピークでしょう。
40代から50代の前半にかけては、執筆・講演・学会などで、経絡治療の発展や啓蒙に貢献したという自負もあります。師匠の池田政一先生の開拓した道を整備するのが自分の使命だと思っています。これからもそうです。師匠を初めとする先人が伝えてくれたものを、よりよいものにして後輩につなぎたいです。
しかし、少し取り組み方を変えます。今後は対外的な活動は控え、自分の興味研究を深く掘り下げていきます。当面はnoteで連載している内藤希哲(1701--1735)の『傷寒論類編』と『医経解惑論』の解読に集中します。希哲の『傷寒論』の解説は病証学的に大変優れており、臨床にも結びつき、経絡治療の今後にもプラスに働くと思います。

対外的な活動は広島の山口誓己先生をはじめとする次の世代にバトンタッチします。経絡治療がみんなの頑張りで発展し、後世に引き継がれていくことを祈願します。

メンバーシップ開始

活動整理の一環として、マガジン・練塾(Web講習)・動画配信を一つにまとめたいと思います。すべてのプラットフォームを、こちら(note)のメンバーシップに統合します。
すべてのコースにおいて、「週刊にしずかラボ」連載の『傷寒論類編』と『医経解惑論』の解説のバックナンバーを読むことができます。
詳しくは6月1日9:00にnoteにて告知いたします。
しばらくお待ちください。

こんにちは「NISHIZUKA LABO」です。 私たちは、鍼灸、古典医学、経絡治療、東洋医学の普及・伝承のため、電子コンテンツを活用し、出版社や部数にとらわれることなく少人数を対象にした情報発信や、販売部数の読めない若手・新人などの発掘・育成に努めてまいります。