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【「景岳全書」婦人科を読む】3.婦人規下 3-7.前陰類 陰冷八十一(本文①)

NISHIZUKA LABO

【本文】

婦人陰冷, 有寒証, 有熱証。 寒由陽虚, 真寒証也。 熱由湿熱, 仮寒証也。 仮寒者必有熱証, 如小便渋数黄赤, 大便燥結, 煩渇之類是也。 真寒者, 小便清利, 陽虚畏寒者是也。 真寒者宜補其陽, 如理陰煎, 十補丸, 加減続嗣降生丹。 仮寒者当清其火, 宜龍膽瀉肝湯, 加味逍遙散。 肝腎虚寒者, 宜煖肝煎, 鎮陰煎, 大營煎。 脾胃虚寒者, 宜理中湯, 理陰煎, 壽脾煎之類主之。

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この度、古典書物「景岳全書」を少しずつ読み進めることとなり、書き下し文と口語訳、コラムを『「景岳全書」婦人科を読む』として連載します。同時に解説は山口誓己先生が担当してくださいます。「景岳全書」を紐解き、学び、臨床に生かすことで後世に伝える小さな一歩になればと考えております。【仁木小弥香】

3.婦人規下 3-6.<癥瘕類> ・論證七十二 ・血疝七十三 ・食癓七十四 ・気瘕七十五 ・癥瘕類論列総方七十六(処方のみ) 3-7.<…

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こんにちは「NISHIZUKA LABO」です。 私たちは、鍼灸、古典医学、経絡治療、東洋医学の普及・伝承のため、電子コンテンツを活用し、出版社や部数にとらわれることなく少人数を対象にした情報発信や、販売部数の読めない若手・新人などの発掘・育成に努めてまいります。