
【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 殺血心痛十三(3)
【本文③】
附按:一婦人血崩兼心痛参年矣,諸薬不応,毎痛甚,虚証悉具,面色痿黄。
余曰:心主血,蓋由去血過多,心無所養,以致作痛,宜用十全大補湯,参朮倍之。参十余剤稍癒,百余剤全癒。
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この度、古典書物「景岳全書」を少しずつ読み進めることとなり、書き下し文と口語訳、コラムを『「景岳全書」婦人科を読む』として連載します。同時に解説は山口誓己先生が担当してくださいます。「景岳全書」を紐解き、学び、臨床に生かすことで後世に伝える小さな一歩になればと考えております。【仁木小弥香】