【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-3.胎孕類 胎漏二十三 (3)
【本文⑤】
①妊娠血熱而漏者, 保陰煎, 清化飲擇而用之。 ②怒動肝火漏血者, 保陰煎, 甚者化肝煎主之。 ③脾虚不能攝血者, 壽脾煎, 四君子之類主之。 ④脾虚血熱気滞者, 四聖散主之。 ⑤脾腎兼虚者, 五陰煎主之。 ⑥参焦気血俱虚者, 五福飲, 七福飲之類主之。 ⑦労倦傷而動血者, 壽脾煎, 帰脾湯主之。 ⑧偶因傷觸動血者, 五福飲, 安胎散主之。 ⑨衝任気虚, 不能約制, 血滑易動者, 固陰煎, 秘元煎主之。
立齋曰: ①前証若因気熱, 用防風黄芩丸。 ②若因血熱, 用加味逍遙散。 ③若因血虚, 用二黄散。 ④若因血去太多, 用八珍湯, 未応, 補中益気湯。 ⑤若因肝火, 用柴胡清肝散。 ⑥若因脾火, 用加味帰脾湯。 ⑦若因事下血作痛, 用八珍湯加阿膠, 熟艾。 ⑧若因脾胃虚弱, 用補中益気湯加五味子。 ⑨若因脾胃虚陷, 用前湯, 倍用升麻, 柴胡。 ⑩若晡熱内熱, 宜用逍遙散。
ここから先は
1,342字
この記事のみ
¥
100
こんにちは「NISHIZUKA LABO」です。 私たちは、鍼灸、古典医学、経絡治療、東洋医学の普及・伝承のため、電子コンテンツを活用し、出版社や部数にとらわれることなく少人数を対象にした情報発信や、販売部数の読めない若手・新人などの発掘・育成に努めてまいります。