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【経絡治療からみた傷寒論①】弁脉法第一

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Q.鍼灸師も『傷寒論』を読まなければ、とよくいわれます。 なぜ?どうして湯液の書物を読まなければいけないの? 『傷寒論』にも鍼灸の記述があるから? A.いえいえ、そんな理由ではあ… もっと読む
『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』の中から 『弁脉法第一』をまとめました。
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2017年5月の記事一覧

弁脉法第一 10

脈瞥瞥如羮上肥者.陽気微也. 〈ポイント〉・陽気が衰えているときは脈に元気がない

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弁脉法第一 11

脈縈縈如蜘蛛糸者.陽気衰也. 〈ポイント〉・陽気衰えると脈幅が小さくなる

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弁脉法第一 12

脈綿綿如瀉漆之絶者.亡其血也. 〈ポイント〉・脈の大きさやうち方は、気血の状態を映し出す。 ・脈が細くなる、脈幅がなくなる = 血の不足

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弁脉法第一 13

脈来緩.時一止.復来者.名曰結. 脈来数.時一止.復来者.名曰促. 脈陽盛則促.陰盛則結.此皆病脈. 〈ポイント〉・不整脈は陰陽のアンバランスから

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弁脉法第一 14

陰陽相搏.名曰動. 陽動則汗出.陰動則発熱. 形冷悪寒者.此三焦傷也. 〈ポイント〉・陰陽が順行せず中焦でぶつかり合うのを「動」という ・陰陽がぶつかり合い、乱れ、どちらかの性質が強く出る ・動に似た状態で、ぶつかり合い乱れないのは、三焦の傷れである

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