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【経絡治療からみた傷寒論③】傷寒例第三

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『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『傷寒例第三』をまとめました。
『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」… もっと詳しく
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2019年5月の記事一覧

傷寒例第三 05

九月十月.寒気尚微.為病則軽.十一月十二月.寒冽已嚴.為病則重.正月二月.寒漸将解.為病亦軽.此以冬時不調適.有傷寒之人.即為病也. 其冬有非節之暖者.名為冬温.冬温之毒.与傷寒大異. 冬温復有先後.更相重沓.亦有軽重.為治不同.証如後章. 〈ポイント〉・時期と傷寒の軽重 ・冬温の毒とは

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傷寒例第三 06

従立春節後.其中無暴大寒.又不冰雪.而有人壯熱為病者.此属春時陽気.発於冬時伏寒.変為温病. 〈ポイント〉・冬と春の間の熱病

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傷寒例第三 07

従春分以後.至秋分節前.天有暴寒者.皆為時行寒疫也. 三月四月.或有暴寒.其時陽気尚弱.為寒所折.病熱猶軽. 五月六月.陽気已盛.為寒所折.病熱則重. 七月八月.陽気已衰.為寒所折.病熱亦微. 其病与温及暑病相似.但治有殊耳. 〈ポイント〉・時行の寒疫と温病暑病 ・時行の寒疫の時期と病勢

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傷寒例第三 08

十五日得一気.於四時之中.一時有六気.四六名為二十四気. 〈ポイント〉・二十四節気について

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傷寒例第三 09

然気候亦有応至不至.或有未応至而至者.或有至而太過者.皆成病気也.但天地動静.陰陽鼓撃者.各正一気耳. 〈ポイント〉・気候の変化の種類

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