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【「景岳全書」婦人科を読む】part.2

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【2.婦人規上】 <2-2.經脉類> ・經脉之本三 ・經脉諸臓病因四 ・經不調五 ・血熱経早六 ・血熱経遅七 ・血寒経遅八 ・血虚経乱九 ・腎虚経乱十 ・経期腹痛十一 ・崩淋経漏…
この度、古典書物「景岳全書」を少しずつ読み進めることとなり、書き下し文と口語訳、コラムを『「景岳全…
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2019年2月の記事一覧

【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 經不調五(4)

【本文④】丹溪曰: 先期而至者, 血熱也; 後期而至者, 血虚也。 王子亨曰: 陽太過則先期而至, 陰不及則後時而来。 其有乍多乍少, 断絶不行, 崩漏不止, 皆由陰陽盛衰所致, 是固不調之大略也。

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【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 經不調五(5)

【本文⑤】然先期而至, 雖曰有火, 若虚而挾火, 則所重在虚, 当以養營安血為主。 矧亦有無火而先期者, 則或補中気, 或固命門, 皆不宜過用寒涼也。 後期而至者, 本属血虚, 然亦有血熱而燥瘀者, 不得不為清補, 有血逆而留滞者, 不得不為疏利。

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【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 經不調五(6)

【本文⑥】総之, 調経之法, 但欲得其和平, 在詳察其脈証耳。 若形気脈気俱有余, 方可用清用利。 然虚者極多, 実者極少, 故調経之要, 貴在補脾胃以資血之源, 養腎気以安血之室, 知斯二者, 則盡善矣。 若營気本虚, 而不知培養, 則未有不日枯而竭者, 不可不察也。 凡経行之際, 大忌寒涼等薬, 飲食亦然。

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【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 經不調五(7)

【本文⑦】初虞世曰: 経以月至, 有常也。 其来過與不及, 皆謂之病。 若榮血虧損, 不能滋養百骸, 則髪落面黄, 羸瘦燥熱。 燥気盛則金受邪, 金受邪則為欬為嗽, 為肺癰, 為肺痿必矣。 但助胃壯気, 則榮血生而経自行。 若果怒気逆, 経閉不行, 当用行気破血之剤。

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