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週刊 にしずかラボ

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*毎週連載《水:経絡治療からみた傷寒論(大上勝行)》 *毎月28日掲載《古典医学の学び方「医経解惑… もっと詳しく
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#漢方

富士川文庫の衝撃

古典を読む環境古典を読む環境は、ここ数年で劇的に変化していますが、先日『富士川文庫』のアーカイブを知り、その圧倒的な蔵書数に衝撃を受けました。 (「とっくに知ってるよ。」と言う方もいると思いますが。) その数、なんと4,340余部、、、すごい。 さらに、このアーカイブの素晴らしいところは、蔵書を電子化して無料公開し、世界中の人がどこに居ても読めるようにしていることです。 富士川文庫とは?富士川文庫は医学博士、文学博士富士川游氏が、大正6年以降3回にわたって寄贈した氏の旧

本編に入るにあたって

 湯液の書物である『傷寒論』を、鍼灸師も読むべきだとよくいわれています。それは急性熱病である傷寒に対して、『傷寒論』が実戦的な対応をしているからです。誤った診断治療をすれば亡くなる可能性がある急性熱病を、システマティックに分類して、病気の場所をつきとめ、的確な治療を選択できるようになっています。  日本の漢方界には、古くから「漢方と鍼灸は別物」という考え方があり、古典書物も『素問』『霊枢』『難経』は鍼灸師、『傷寒論』『金匱要略』は湯液家が読むものとされてきました。  私の師匠

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L.A.講演Day 3 pt.4

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L.A.講演Day.3 pt.3

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L.A.講演Day.3 pt.2

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L.A.講演Day.3 pt.1

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平脉法第二 16

問曰.脈有殘賊.何謂也. 師曰.脈有弦緊浮滑沈濇.此六脈名曰殘賊.能為諸脈作病也. 〈ポイント〉・脈に病気が現れる。

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【陰陽論】3-1. 二元的一元論

3-1. 二元的一元論 では実際に陰陽論に入っていきましょう。  陰陽というのは、ある1つの物の二面性を現します。

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【陰陽論】2. 易経とは(3)

○易の3つの真理

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【陰陽論】2. 易経とは(2)

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【陰陽論】2. 易経とは(1)

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デジタルで古典を読む

 木簡から紙、そしてPC・タブレット・スマホへ。インターネットが普及した現代、デジタルと無関係に思う『古典』を読む環境はすっかり様変わりしています。  過去、古典書物はそれ自体数も少なく入手困難で、限られた人しか読む事ができませんでした。しかし、ネット環境が整った現在では、例えば、国立図書館や各大学の素晴らしいアーカイブを利用する事で、誰でも気軽に貴重な古典書物を閲覧することが出来ます。 *詳しくは、松木宣嘉先生の連載『はりきゅうヘブンズ・ドアー』で紹介されています。