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週刊 にしずかラボ

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2017年6月の記事一覧

弁脉法第一 18

脈弦而大.弦則為減.大則為芤.減則為寒.芤則為虚.寒虚相搏.此名為革.婦人則半産漏下.男子則亡血失精. 〈ポイント〉・革は陽虚

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【経絡治療の蔵象学】Pt.4 三焦の蔵象 4/4

2-10. 三焦経の治療*少陽経の邪は取りにくい

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弁脉法第一 17

脈浮而緊者.名曰弦也. 弦者.状如弓弦.按之不移也. 脈緊者.如転索無常也. 〈ポイント〉・「弦」は抑えて動かず、「緊」は抑えると動く ・「弦」と「緊」は波が小さい脈である

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【経絡治療の蔵象学】Pt.4 三焦の蔵象 3/4

2-6. 三焦は太極*西洋医学は「二元論」、東洋医学は「二元的一元論」 *三焦は一元、つまり「太極」である *三焦は生命を丸ごと見る視点

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3. 今も昔も同じ!?『鍼灸枢要』にみる鍼灸師・鍼灸業界への問題提起

 現代は古典を読む際にインターネットのデジタルライブラリーを用いると、無料で良質な書籍を読むことができます。フルカラーのものもあり、古典を学習するのにこの上ない環境です。先日も某図書館に複写依頼をしたところ、直にWeb公開されますとのアドバイスをいただきました。複写はなかなかお金がかかるので、無料で見られるのは本当に嬉しいことです。例えば京都大学電子図書館貴重資料画像の富士川文庫データ(あの『日本医学史』で有名な富士川游博士の蔵書)※1や、早稲田大学古典籍総合データベース※2

弁脉法第一 16

陽脈浮大而濡.陰脈浮大而濡.陰脈与陽脈同等者.名曰緩也. 〈ポイント〉・緩は気が充実し、かつ停滞していない脈 ・緩脈にも病脈

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【経絡治療の蔵象学】Pt.4 三焦の蔵象 2/4

2-2. 天地人三才思想*「三」ですべてを現す *すべての中には境界が含まれる

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弁脉法第一 15

若数脈見於関上.上下無頭尾.如豆大.厥厥動搖者.名曰動也. 〈ポイント〉・「動」とは陰陽が中焦でぶつかり合う状態 ・動脈は寸尺で感じず、関上で強く感じる。

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【経絡治療の蔵象学】Pt.4 三焦の蔵象 1/4

1. はじめに 「三焦」は非常に難解な概念で、普通に古典を読んでも分かりにくく、何となくは分かるんだけど、はっきりしない物の1つだと思います。何故分かりにくいのかというと、この「三焦」という概念を腑に落ちるように理解するには、東洋医学の様々な思想、思考が分かっている必要があるからです。今回は、東洋思想についても少し触れながら、東洋的な物の見方、考え方を総動員して「三焦」を解説します。  「三焦」という概念は、もっとも東洋医学らしい概念であり、非常にすばらしい考え方です。逆に

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