気になった、電波通信のこと。
・ほんとのとこどうなの?
きっかけはこの動画。
ウマヅラビデオchの都市伝説の話なんだけど。
ゴジーには気をつけろ【都市伝説】 https://youtu.be/QMmE5k_w6K0
って言うのをみて、ちょっとゾクッとしたのよ。
自分の知識や記憶の中でいろいろ繋がっちゃったからなんだけど、多くに人はそこになにも思わないのかなと思って。
ただし、この話は専門家でも無い無知な素人が聞きかじった話を組み上げて得たものなので、鵜呑みにせず気になったなら是非とも自身の手で調べて確証たり得る情報にして欲しい。
・きっかけは何気ない話
電波による人体への影響って、実は3Gのころ...いや、下手すると2Gの頃から気になっていて、電波で人間をコントロールするとかそういう陰謀論とは別としても心配ではあったのね。
そんな話を考えるようになったのは、まだ2G時代に某知り合いが携帯の電波が弱いから端末の出力を上げたいなと言い出した事に端を発する。
その知り合い(仮にAさんとしておくけど)が、あるワードを発したことで、急に心配になった。
そのワードは「被曝」。
強力な電波に晒されると被曝する、とさらりと言ったことで自分も「ちょっと待って!被爆って放射能とかのアレ?」ってなった訳。
「放射能」という言葉や「被曝」という言葉は1986年4月に起こった「チェルノブイリ原子力発電所事故」に関連してある程度は知っていたのだけど、およそ原発と携帯が直接つながるのは違和感だったわけ。
だけども、話を聞いているうちになるほどな、と思うようになっていった。
まだ「都市伝説」なる胡散臭い話、というヤツが世間に出てくる前の話。
・「被爆」と「被曝」
まず、勘違いの無いように、同じ「ひばく」と読むワードにも、2種類あることを知って欲しい。「被爆」と「被曝」だ。
火偏に暴れると書く「被爆」は爆弾などの爆発物の被害を被るという意味で使われる。日本は原子力爆弾の「被爆国」である。
爆弾の被害を被ったという意味なので火偏の方を用いる。
そしてもう1つの日偏に暴れると書く「被曝」とはwiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/被曝)によれば「人体が放射線に晒されること」を表わすのに使われる、とある。
放射線被曝、と書く訳だ。
まずはここを切り離してもらいたい。
・「被曝」と「電波」
今回取り扱うのは放射線被曝の方だ。
放射線と電波じゃ安全性が大分違うイメージだ。
今やwifiや4G/5Gのセルラー回線電波が飛び交い、それ以外の無線通信(テレビやラジオや各種無線)などなど、電波なしに今の生活は成り立たない。
放射線は電波、というより電磁波と表示すべき(https://ja.wikipedia.org/wiki/放射線)なのかも知れないけど、wikiで電波(https://ja.wikipedia.org/wiki/電波)を調べてみると、「電波(でんぱ)とは、周波数が3THz(テラヘルツ)以下の電磁波の総称である」と、ある。
つまり電波ってヤツも電磁波な訳で、精密に正確な表し方ではないのかも知れないけど、放射線は電磁波の一種でもであり、電波は電磁波の一種って事だから、放射線と電波って根っこはあまり変わらないって言う認識で、大掴みには間違っていないと思う。
ちなみに、マイクロ波(https://ja.wikipedia.org/wiki/マイクロ波)についても電波の一種とみて良さそうだ。
ミリ波とかテラヘルツ波とか電波の周波数帯域による呼び分けのようだ。
って事はAM・FM・VHF・UHFなんかとくくりは大して変わらないって事でいいのか。MWラジオってのはMicroWaveとかって事じゃなくてMidiumWave(中波)らしい。なるほど。
さて、「被曝」の影響っていうのは人体の細胞核の破壊によるもの、染色体の破壊によるものというイメージが強い。
これはやっぱり強力な電磁波による効果なんだろうと思う。
その周波数も3THz超えのもの(電波と呼ばれないので)って事なのか。
素人でも強力そうなのはよく分かる。
って事は、電波であっても超強力なものを浴びれば何かしらの障害が起きるようなイメージ(水でも少ない量なら平気だけど津波だとひとたまりも無いように)は出来る。
ましてやマイクロウエーブは電子レンジ(英語でMicrowave ovenという)の加熱方法として用いられ「猫を乾かそうとして死なせた」逸話があるほど、直接浴びれば害になるものだ。
となれば、それから比べれば微弱である電波でも、人体へのダメージという観点で見ると微細なダメージの蓄積という奴はあってしかるべし、なのではないか。
もっとも、人体は自己修復能力が備わっているのでダメージ量より回復量の方が多ければなにも問題は無い。我々はそうやって便利を為し得てきた訳で、未だwifiだの携帯電波だので死んだという話は聞かない。
安全で不可欠なものである印象は定着している。
そこまで神経をとがらせて怯えることもないだろう、今までは。
・では、なんでこんなことを言い出したか
無線通信は年々速度が向上してきている。
もちろん有線通信もだが、最近は有線を無線が凌駕しそうな勢いでその速度が向上してきている。
取り扱うデータ量も今は3Gの頃と比べれば段違いだ。
その通信頻度も桁が違う。
需要に合わせた品質になってきてるのは間違いが無い。
じゃあ、通信速度を上げるためには?
さて唐突だが、みなさんは有線LANにおいてケーブルカテゴリーというヤツをご存じだろうか。
CAT5e/6/7/8と有効な転送速度や転送機器間の距離などの目安としてランク付けがされているものだ。
電線は銅線を使用することが多い。メタル線と言われるものも銅線などが多い。
電気伝導率が良いからだ。
とはいえ、遠くになればなるほど減衰して信号が弱くなる。
それは電気抵抗があるからだ。
ならば遠くへ強い信号を届けるための手段とは?
信号を送る側の出力を上げることで電気信号の強度も上がる。
至極簡単な理論だ。
電線の伝導効率が変わらないのならより強く信号を送ってやれば良い。
そうすることで信号減衰も起きにくく、より安定してエラーの無い信号の授受が出来る。
そしてもう1つは機器間の距離を縮める。
そうすれば減衰が起こる前に相手側に機械に到達するので、出力が同じならば通る電線の距離は短い方がいい。
余談だが、これに関しては家庭内でLANを敷設する時のHGWとルーターとPCの距離に関しても同じ事が言える。
信号が減衰すればその分のエラー訂正にも時間がかかるため、実効通信速度が落ちる。
だから機器間の距離を短くし、(信号減衰が起きにくい)カテゴリー上位のLANケーブルを使う方が通信速度のロスは防げるという訳だ。
無線の話してたんちゃうんかい!
もちろん関係ありますよ。
今は電気信号が電線(銅線)を通る話でしたが、無線は電気信号が空気中を通る訳です。
空気にカテゴリーなんてありませんから、通信速度を上げるために通電効率を上げるというのは現実的ではありません。
だとしたら残された方法とは、
1.電波の出力を上げて信号の減衰が起きても十分信号として扱えるようにする
2.送信機器と受信デバイスの距離を縮めるべく、送信機器を数多く設置する
って事です。
みなさんはPHSをご存じでしょうか。
ざっくり言えば家庭の固定電話の親機と子機の関係を公衆化したような仕組みだと理解しもらって良いと思います。
事実、PHSを家庭の固定電話の子機に登録できる機種もありましたし、PHSの基地局は公衆電話だったなんて話も聞きます(もっともそれだけじゃ無いでしょうが)
そしてPHSが病院内でよく利用されていたなんて話も聞くと、PHSの電波というのは一般的なセルラー回線が扱う電波よりも微弱で、人体や医療機器に影響を及ぼしにくいものだという訳です。
だから逆に言うと、PHSの基地局は非常に沢山あったはずです。
おまけに人里離れると急に使えなくなる。
ただ、安価に携帯が持てると言うことで自分も随分長いことお世話になりました(docomoのFOMAが出た当時にSH900iに乗り換えたくらいですから)。
話がそれそうなので元に戻しますが、PHSは基地局が多くても秘湯1つの電波が弱いために基地局が多くてもさほど問題になりませんでした。
しかし、5Gの通信速度となればPHS並みとまではいかなくても、先述の理由から基地局が増え、出力があがるなんてのは簡単に想像が出来ますよね?
しかも3Gのころからペースメーカーに悪影響を及ぼす、医療機器に干渉する等その影響は少なからずあり、枕元にスマホを置いて寝るのはよろしくないなんて言われるくらいには人体への影響はあったようですし。
脳から出る伝令は電気信号だ
って言うのは今の医学的に間違った話では無いはずです。
ってことは、脳の信号に準拠した強い電気信号を人体(主に脳に)浴びせれば、その思考や身体の動作をハックすることも不可能では無いという話になりかねませんよね。
もちろん、今の段階では荒唐無稽な話です。
でもそんな技術を研究開発していて、そう言ったエキスがもしも仮に5Gという通信技術に含まれていたら?
5Gをリードした国はどこですか?
そんなことを考えたらちょっと怖くなってきますよね。
ちなみにちょっと話がわき道にそれますが、4Gの頃から電波による人体の免疫力の低下の被害という研究もあるようです。
567の感染が拡大した地域は免疫力が低く、5Gの普及地と重なるそうです。
人間の免疫力の低下はアレルギー症状を持つ人が増えた頃から認識していました。
日の光を浴びない、自然に触れない、食や環境的に過保護・潔癖に生きて来た人間の免疫が低下するのは当然で、過度なマスクの使用や電磁波による被害なども指摘されることがあります。
護ることばかりに目を向けさせられていて、鍛えることをしなくなった人間は、本当にクリーンルームの中でしか生きられないようになるかも知れません。
IT技術の恩恵を享受している自分ですが、常識を鵜呑みにしてはいけない時期に来ているのかも知れません。
情報過多に乗じてミスリードを誘うなんてありがちな話です。
自分も今この時、そのミスリードに引っかかってこんな記事を投稿したのかも知れません。
実は本当に安全で、諸手を挙げて享受して良いものなのかも知れません。
でも、まずは疑ってかかります。
自分なりの基準は構築しないと、今のご時世大きな組織の情報こそ鵜呑みにできないと思っているからです。
情報に無抵抗のまま踊らされるのはまっぴらだし、考えることは放棄したくないので。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?