20200206_レポートの意味

【コラム】考えたことを書類(レポート)にまとめるという意味

「企画書」を書く意味

「自分が分かっているんだからいいじゃないか!めんどくさい」という気持ちになると思いますが、そこを堪えて、自分がこれからやろうとすることを整理することに意味があります。
整理できると・・・
・考えの抜け漏れに気づくことがあります。たとえば、「あ、お金のこと全く考えてなかった・・・」とか。
・人に伝えやすくなり、助けを求めやすくなります。たとえば、不安なこと(問題点)を書き出しておけば、隊長がそれに気づいて、詳しい人を紹介してくれるかもしれません。
・計画をしているときに「どうするか?」に迷った時、企画書にある目的や目標を参照し、判断の根拠にすることができます。

「計画書」を書く意味

企画書と似た意味を持ちますが、当日の活動の指針となるものです(ある意味自分のためのものです)。というのも、企画書のレベルでは「電車に乗って●●へ行く」というレベル感の記載ですが、計画書のレベルでは「▲▲駅 10:00発 ■■行快速電車に乗って、××駅に行き、徒歩で●●へ行く」というレベルにまで落とし込みます。企画書のレベルでは、活動日当日にどうしたらよいか分かりません。計画書のレベルまで落とし込んだものをまとめておくことで、活動当日に迷わず行動することができます。

「報告書」を書く意味

この報告書はベンチャースカウト仲間、隊長、これからベンチャースカウトに入ってくる後輩スカウト、保護者の方が「なるほど!こんな経験をしてきたんだ!」と知らせる意味があります。起きたことすべてをつぶさに書くことができれば望ましいですが、部活や勉強など時間が限られているので、先ほどの読者に対して「何を伝えると良いか」を絞って考えて書くことが重要です。
隊長や保護者目線ではは、「どんな成長ができたのかな?それを自分で気づけているかな?」というところがポイントです。ベンチャースカウトの仲間たちには「こんなスゴイことをしたぜ!という自慢をする」というところもポイントかもしれません。
また、報告書を作る過程で自分自身の行動を振り返ることになります。なかなか、自分では自覚しにくい点ですが、この振り返りという作業が、自分が大きく成長できるきっかけになります。

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