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一つ、当たり前じゃないこと

※ 当note+記事は、角川ドワンゴ学園で提供するプロジェクト学習プログラム「プロジェクトN」での生徒の成果物として掲載しています。
プロジェクトNとは:https://nnn.ed.jp/project-n/

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*がん・・・がん細胞が限りなく増殖し、正常な細胞を侵す病気。
*腫物・・・はれもの。良性のものと悪性腫瘍(がん) がある。

がんはがんという病気の総称です。
いろんな性格の人がいるように、がんにもたくさんの種類が存在しま
す。うつるものではありません。
そして、病気は誰のせいでもありません。
がんやその歩みを知ってください。

保健体育で習うのは成人がん
大修館書店の現代高等保健体育改訂版16ページに記載されている
言葉を補い引用します。

”今あなたの生活習慣が、がんや心臓病、脳卒中の原因に
なるかもしれない”

赤ちゃんや、成長過程にある子どもなど。お酒やたばこが法的には
存在しない年齢にがんが見つかった時、生活習慣と繋がりがあると
言えないことがここには明記されていません。
[図1]

https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/AYA/index.html

一口にがんではない
(AYA世代のがんについて | 国立がん研究センター 中央病院)
(ガンガンうるさいですか?もう少しお付き合いください)

生活習慣に関係しない
小児がんは、15歳未満の子どもにみられるがんのことです。
がんの種類によりますが、70-80%の子どもたちが治る病気になりま
した。しかし、がん(腫瘍)そのものや、薬物療法、放射線治療など治
療の影響によって合併症が起こることがあります。これを晩期合併症
(晩期障害)といいます。
すごく簡単に例えるとハッピーセットです。

進歩
15-39歳に罹患したがん患者はAYA世代(図1参照)と呼ばれるように
なりました。他にもがんサバイバーという言葉があります。がんサバ
イバーは、がんが治った人だけではなく、がんの診断を受けた時から
死を迎えるまでの、全ての段階にある人という定義で使われるように
なりました。
これも医療の発達により治る確率が高くなったからこそ、その上で生
きていく人たちへの言葉となっています。

この世に溢れる病気の一つにすぎない
日々地球では多様な生物が終わりを迎えます。
けれども、終わることがないのは生きることを棚上げにして、見えなく
するのといっしょ。死ぬことは生きることでもあり、病気は共に生きて
いく存在。これは年を重ねて生まれた想いです。病気に限らず自分
が何かもっていることでも同じだと思います。生きていくしかないので
す。

人間の医師が施す心臓マッサージ
輸血として、生きている人命から分けてもらった血液
知らない人がつくったカテコラミン投与
私は生きる命からもらいました。
あなたに問いたい。今、この記事を読んでいるのは誰ですか、

答えは簡単、それは命。

命が、これを読んでいる。
音楽を紡げば大地ふるわせ 明日明後日明明後日
止んでも 生きてさえいれば 手をひいてくれる

心臓は私たちの真の像なのかもしれませんね。
最後に、詩を紹介します。
リンクから飛んで、目を通してみてください。

宮越由貴奈「命」


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