見出し画像

医療現場の自己判断-主観と客観

職務に適切な判断力-主観と客観と主客一体
今回入院して数え切れない
様々な人に看護介護を受けました。

正直7割程度の看護師さんは主観を
外して接して頂けましたが
残りの二、三割人たちの中には
自己判断(成否)をされ時折何故❓
と思える言動をする人もおりました。

即ち、
ビジネスマナー不足を強く感じられました。
さて、
アナタが会話する相手から人や物、
事象について何等かの答を求められたら、
「自分の考えを柱に感じ取り
 主観的に答えますか?」
それとも
「自分の意見を入れず見たことを
 有りの侭に客観的に答えますか?」
昔の自分を改めて省みると、
思い遣りの大切さを学び知り理解する前
主観・客観をゴチャ混ぜの状態(=意識)で
相手ことを何も気にせずに答えていました。
昔の自分を改めて省みると、
👀主観💖
主観はある基準に基づいた相対的な事実を現す。
例えば、正しいと言う人や事象の見方、
捉え方や判断・決断、意思決定の場合、
自分の判断だけの主観的な見方のみでは、
その場やその人の感情に左右され誤り易く、
時には触れ合う相手から誤解を生み易く、
他人と衝突や摩擦を起し兼ねませんし、
不本意な結果を生むこともあります。
一方絶対的な「在り方」を柱に思考する
「人として何が正しいのか否か?」
と言う見方ならば私心が少なく公平に、
間違いや正誤(善悪)に気付かせてくれ、
適時、適切・適正な答えが導き出せます。
主観で別の例を挙げますと主観の文言、
「参考にします。」「そうかもしれない?」
と言う表現法も挙げられます。
この場合、人との交わりの上手な人は、
主観を重んじながら相手の発する言葉
や知識を客観的に捉、自分に必要なこと
として新たに受容れることを表す
「学びにします。」「そうですね。」
≒そだねぇ「新たに知りました。」
などの言葉で意思表示(主観)の巧みに
言葉を使いながら相手をリスペクトし
上手にコミュニケーションをしています。
以上をまとめると、
人の持つ主観と客観は、
別々の対立関係でなく、
主観と客観共に一人の中に在る
と言うように受留められます。
言い換えるならば、主観と客観が
一緒の主客一体と言えます。
故に、主観は悪で、客観が善と
言う対立関係は成立しません。

また、
日本の和のおもてなしで用いられる
主客同等の心=主客一体のみでなく、
主観(的)と客観(的)「表裏一体」と言う
別の意味を持ちそれをあらわしている
とも考えられます。
自分の人間力向上のためにも、
この主客一体の心(語彙)を確りと自覚
しておきましょう。
また、受止め方を変えると主観は
柱(縦糸)で客観は梁(横糸)であるとも解せます。
人として何が正しいのか?
💟八正道(仏教)

八正道


📚辞書検索

【主観】(大辞林より)
対象について認識・行為・評価などを
行う意識のはたらき。
また、そのはたらきをなすもの。
個別的な心理学的自我と同一視されるが
カントの認識論では個別的内容を超えた
超個人的な形式としての主観
=超越論的主観を考え、
これが客観的認識を可能にする。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?