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冷たく聞こえる?やさしい日本語

以前、まだ「やさしい日本語」を知らなかった頃、
外国人支援者の近くで働いていた時期がありました。
日本語が不慣れな人々に対して、外国人支援者たちは、原則日本語での対応でした。

「その会は、昨日でおわりました。きょうはありません。」
「私はあなたの住所を知りません。書いて下さい。」
「明日行くのはダメです。今日行きます。」

‥‥私は(外国人支援者たちってブッキラボウだなぁ)と感じていました。
(キツイ言い方するなぁ…、もうちょっと気遣ってあげればいいのに。まして相手は日本語能力がそれほど高くない人たちじゃないか。)

今思えば、外国人支援の人たちは「やさしい日本語」を使っていたのです。
知らない私は、彼らに大変失礼な感想を持ってしまっていました。
もしかしたら、日本中の外国人対応の日本人が、同じような誤解を受けているのかもしれません。
必要な事が伝わらないといけない、だから「やさしい日本語」なのに!
「やさしい日本語」への理解が増えると、誤解もなくなっていくのかもしれません。

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