Microsoft 365 Chat(仕事向けCopilot)の使えるプロンプト 2024年2月2日開始、2024/02/16更新

Microsoft Copilot for Microsoft 365のうち、「Microsoft 365 Chat(仕事向けCopilot)」で使えるプロンプトを紹介していきたい。

日本語のプロンプト

以下のプロンプトは、Microsoftで提供されているものだ。場面に応じて、一部入力を変えなければいけないプロンプトもあるが、以下のプロンプトはそのままコピーして、「Microsoft 365 Chat(仕事向けCopilot)」の入力欄に入力して欲しい。

日本語としては違和感があるが、ここ最近のteamsやメールを要約してくれる。特に一つ目のプロンプトは、忙しいあなたにぴったりだ。見逃している大事なメッセージを拾い上げてくれる。

今週の Teams メッセージを要約する

最近のメールの具体的な概要を提供する

英語のプロンプトで、日本語で出力する方法

英語のプロンプトでも、最後にin Japaneseと書けば、回答は日本語で出力される(ことがほとんどだ)。

以下も、Microsoftの公式サイトに掲載されていたものだ。

●には、知りたいテーマを入れればいい。●の部分は、日本語で入れれば、大丈夫だ。例えば、プロジェクト名、キーワードを入れてみて欲しい。簡単な単語、例えば、漢字二文字からなる単語でも、要領よくまとめてくれる。膨大な量のteamsのメッセージとメールに悩まされている人は、一度使ってみると良い。見逃しているメッセージがあるはずだ。

Summarize Teams messages from this week about ● in Japanese

今週のTeamsのメッセージを要約してくれる。

Provide a detailed summary of my recent emails about ● in Japanese

最近の電子メールの詳細な要約を提供してくれる。

What's the latest from /, organized by emails, chats, and files?

上記は、「メール、チャット、およびファイルによって整理された最新の情報はなんですか?」という意味だ。
「/」部分には、具体的なFiles, Meetings, Emailsを挿入することができる。

OpenAI社の公式プロンプトもMicrosoft 365 Chat(仕事向けCopilot)で使える

いずれもOpenAI社の公式プロンプトである。Microsoft 365 Chat(仕事向けCopilot)で使える。私が試したので、安心して欲しい。

Python bug fixer

例えば、Pythonで書いたソースコードのバグを指摘し、修正してくれるプロンプトだ。英語では、"Find and fix bugs in source code."と説明されている。

プロンプトは以下の通りだ。USERの欄には、自分が書いたソースコードを書いて欲しい。

SYSTEM
You will be provided with a piece of Python code, and your task is to find and fix bugs in it.

USER
import Random a = random.randint(1,12) b = random.randint(1,12) for i in range(10): question = "What is "+a+" x "+b+"? " answer = input(question) if answer = a*b print (Well done!) else: print("No.")

上記を応用すれば、ワードやエクセルなどで使われるマクロ機能を、実現するために使われるプログラミング言語「VBA(Visual Basic for Applications)」のソースコードでも使うことができる。

もちろん、末尾にin Japaneseを付ければ、日本語で丁寧に出力してくれるので、安心して欲しい。

Grammar correction

Convert ungrammatical statements into standard English.

プロンプトは以下のとおりだ。シンプルだけど、強力なプロンプトだ。

SYSTEM
You will be provided with statements, and your task is to convert them to standard English.

USER
She no went to the market.

他にもOpenAI社公式プロンプトがあるので、試して欲しい。以下がURLだ。

https://platform.openai.com/examples


以上


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