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【おすすめアニメ紹介】『ガールズ&パンツァー』ガルパン GuP

ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!

あたしが視聴してきた作品の中で特におすすめしたい作品を独断で選んで紹介する「東雲あかりの絶対に見て欲しいアニメ紹介」

今回は、放送から10年経った今なお根強い人気を誇る伝説的作品『ガールズ&パンツァー』(ガルパン)を紹介していくよ!




作品の概要

戦車道は乙女のたしなみ!
戦車を使った武道「戦車道」が華道や茶道と並んで大和撫子のたしなみとされている世界。
県立大洗女子学園に転校生・西住みほがやってきた。
戦車道が嫌いで、戦車道のない大洗女子を選んだみほ。
ところが転校そうそう、生徒会長に呼び出され、
必修選択科目で戦車道を選択し、
戦車道全国大会に出場するよう強要される。
しかも、集まったメンバーは個性派ばかり。
華道家元の娘の五十鈴 華、恋に恋する武部沙織、
戦車マニアの秋山優花里、朝に弱い優等生の冷泉麻子―。

友達とのフツーの女子高生活を夢見るみほの、
ささやかな願いは叶うのか―?
監督は『Another』『侵略!イカ娘』の水島 努、
脚本は全話を『けいおん!』『聖闘士星矢Ω』の吉田玲子が務める。キャラクター原案は『ストライクウィッチーズ』の島田フミカネ。
強力スタッフのタッグで送る、ハートフル・タンク・ストーリー!

© GIRLS und PANZER Projekt

初回放送年と話数

  • テレビシリーズ「ガールズ&パンツァー」
    2012年放送 全12話

  • OVA「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」
    2014年発売 全1話

  • 総集編「ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編」
    2018年発売 全1話

  • 劇場作品

    • 劇場版
      2015年公開

    • 『ガールズ&パンツァー 最終章』 全6話予定
      第1話 2017年公開
      第2話 2019年公開
      第3話 2021年公開
      第4話 2023年公開

ガルパンを視聴する時は、公開順で視聴するのがおすすめ!

ただし、OVAはテレビシリーズ第7話でカットされている話なので時系列順ではないことに注意してね。
と言っても、公開順で視聴したから話の前後が分からなくなるということはないと思う。

初見で視聴する場合は、テレビシリーズ→OVA→劇場作品の順で視聴するとガルパンの真髄を余すことなく体験できるよ!

また、総集編はテレビシリーズとOVAの内容を時系列順に並べ直し
2時間にまとめた作品だね。
作品の冒頭にネタバレがあったりするから、既にテレビシリーズを視聴していることを前提に制作されている所があるね。

作品の概要を掴むことだけなら、テレビシリーズとOVAを総集編に置き換えて視聴することもできるね。
※とはいえ、作品の旨味は大幅に減るから個人的にはその視聴方法はおすすめしないけど。

作品の概要


© GIRLS und PANZER Projekt

もはや、言わずと知れた超人気作。

2012年に放送されたアニメだけど、今でもめちゃくちゃ人気な作品なんだよね!

戦車を使った武道「戦車道」が女子の嗜みされている世界で、戦車道の授業がないことを理由に「県立大洗女子学園」に転校してきた西住みほは、転校早々新しく始まる必修選択科目で戦車道を選択を生徒会から強要されるところからストーリーが始まるんだよね!

もう色々突っ込みたくなるような設定なんだけど、この「戦車×美少女」、それでいてスポーツ物のような物語っていう、一見するとミスマッチとも思える設定をちゃんがマリアージュしている所が面白いんだよね。

また、作品のクオリティや設定も非常に秀逸で、美少女が登場する作品でありながらミリタリー系が好きな人たちからも敬遠されず、むしろ歓迎されており、「ガルパンおじさん」なる呼ばれ方をする層がいるのも特徴なんだよねwww

と、男性向けなコンテンツの様相だけど、ストーリーに重たい要素はなく、主人公やその周りの人たちが徐々に成長していく姿は、老若男女問わず誰もが感動できるストーリーになっているのもポイントが高いよね。

また、「大洗女子学園」の元ネタであり、ガルパンの聖地である茨城県の大洗町では、幅広い人々から支持されている作品ということもあり、かなり大々的なタイアップがされていて、劇中で登場してお店などにはキャラクターのパネルが設置されていたり、ラッピングされた鉄道が走っていたりと、アニメの聖地としては、代名詞と言っても過言ではないぐらいに成功している作品だよね!

人気、クオリティのみならず、社会現象やマーケティング等々、様々な観点から見ても非常に質の高い作品であると言える作品だから、見ていないなんてもったいない!

この配信をきっかけに、是非見て欲しい作品と言えるよね!

あかりのチェックポイント

ガルパンに関しては、ストーリー、演出、映像技術、劇伴のその全てがかなり高いクオリティで制作されていて、その出来は「映像作品の教科書」と言っても良いぐらい完成度が高い!

おすすめしたい点を挙げればキリがないから今回はその中でも、特に注目して欲しい点を紹介するよ!

個性豊かな多くのキャラクターたち!

© GIRLS und PANZER Projekt

『ガールズ&パンツァー』の最大の特徴と言ったら、そのキャラクターの多さだね!

戦車1両を動かすのに3~5人程度必要で、それが5両6両……となると必然的に人数が多くなるからキャラが多くなるのも当然だよね!

この内、主人公のみほが在籍する大洗女子学園のメンバーでモブキャラ扱いになっているキャラは存在せず、32人全てに名前やその他のパーソナルデータがあるよ!いや~凄い!

ちなみに、ここのリンクから大洗女子学園のメンバーたちの情報が観れるから、気になったら見てみよう!

(それにしても、公式のこの遊び心は凄い!)

また、みほ達が戦う相手の高校は第二次世界大戦の参戦国をモチーフにしていて、相手の高校にもモチーフとなった国の人柄が反映されていて、非常に魅力的で面白いキャラが多数在籍していているんだよね!

これだけたくさんキャラがいたら、一人ぐらいはお気に入りの子が見つかるはず!?www

リアルな作画とアニメチックな動きをする戦車!


© GIRLS und PANZER Projekt

戦車の要素についてもタイトルに冠しているだけあって、メチャクチャ凄い!
まず、登場する戦車は全て第二次世界大戦中に実際に使用されていた戦車なんだよね。さらに、主人公のみほ達が戦う相手の高校は各参戦国が製造・使用していた戦車のみで構成されるんだよね。。
この時点でかなりのリアルさを感じると思うんだけど、戦車の作画がメチャクチャ細かいところまで再現されているのもすごい!
上のキャプチャーを見てくれると分かる通り、戦車は全てCGで制作されているんだけど、砲塔や砲身の細部だけでなく細かい装備品なんかも丁寧に描かれているよね!下の駆動系に関してもキャタピラの細部までちゃんと再現しているんだから凄いよねぇ~。数多くの作品で戦車は登場しているけど、ここまで再現されている作品は類を見ないよね。
この戦車の描写が忠実な点については、性格がかなりのこだわりがあって、現物が存在するものに関してはその国の博物館などに実際に赴きロケハンしているんだとか!だからかなり高いレベルで再現できているわけだね!
そして、もちろん戦車同士の戦いをするわけだから、動くわけだけどこれもまた凄いんだよね~。
主砲を発射した時に反動でやや後退したいする描写なんかは本当にリアルで、大画面で見ると「陸上自衛隊の富士総合火力演習」(実弾を装填した戦車や野砲などの火器を使用した大規模な演習。)のような大迫力の映像で、見ていて楽しいよね!
また、動きに関しては、現実より早く動いたり、再現不可能な動きを取り入れたりと、デフォルメされた表現を取り入れることでより戦車という鈍足の機甲戦でも爽快感ある映像に仕上がっているんだよね!


「本物」を使った最高の劇伴


© GIRLS und PANZER Projekt

意外に語られないんだけど実はガルパン、劇伴(サウンドトラック)に関してもメチャクチャ良いのよね!
どのサントラもすごくいいんだけど、特に戦闘中のBGMに関しては、各学校のモチーフとなった国の行進曲などをそのまま使用しているんだよね!
だから、戦車が隊列を組んで進行しているシーンとかでは、曲とマッチしていて、非常にカッコイイシーンになっているんだよね。
ミリタリー物の作品に本物のミリタリー要素を入れているわけだから、合わないはずがない!w
また、主人公たちの在籍する「大洗女子学園」が登場するシーンでは、各国の行進曲を参考にして作曲された「戦車道行進曲!パンツァーフォー! 」が流れるよ!

これって実はすごいことで、ストーリーの設定やバックグラウンドがしっかりと作られていて、作曲家がそのバックグラウンドを理解し、その状況にあった曲を音楽史や音楽理論等に基づいて作曲しているってことなんだよね!

また、この曲に関して、世間一般的にも戦車の曲というイメージが定着していて、ニュース番組とかの自衛隊特集とかでも戦車が登場すると必ずと言っていいほど流れている曲になっているよね!

新たなスタンダードになるって言うのは、誰もがそれを見たり聞いたりしたら、関連するものを直ぐに連想出来るってことで、簡単に言えば「それっぽい」って誰もが思うってことだし、何よりそれだけ世間的な認知度も高いってことなんだよね!

手を抜かれがちな劇伴で、これだけの熱量のある作品ということは、他の部分にも同じぐらいの熱量があるということ!
出来の悪い作品なわけがない!


最後に

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