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PythonとC++、それぞれの利点

PythonもC++も、共に現代のプログラミング言語を代表する強力な言語ですが、それぞれに優れた点があります。

Pythonの利点

・プログラムをすぐに実行してみることができる。
Pythonはプログラムコードを1行ずつ解釈しては実行するインタープリタ言語なので、プログラム全体はもちろん、プログラムの一部だけでもすぐに実行してみることができます。そのため、初心者の学習に向いているだけでなく、プログラムの一部を試してみたいときにもすぐに実行してみることができます。
・容易に使える実用的なライブラリがたくさん用意されている。
モジュールをインポートするだけで使うことができるさまざまなライブラリが用意されています。たとえば、Microsoft Excelのデータを簡単なコードで利用できるようにしたり、データベースにアクセスしたりグラフを表示することを数行のコードで実現できます。
・安全性が比較的高い
データの種類やコンテナ(リストや配列など)のアクセスする範囲などで間違いがあった場合などにエラーが報告されるので安心して使うことができます。またメモリの利用についてプログラマーが気にしなくてもプログラミングできます。
・初心者用のリソースが豊富。
比較的高度なことでも、初心者にも容易に理解できる入門書やWebサイトなどの情報が豊富です。

C++の利点

・実行時の速度が速い。
C++はコンパイラ言語です。コンパイラ言語は、プログラムを実行する前に、プログラム全体を実行可能なコードに変換して、プログラムを実行するときには一気に実行する言語です。そのため、実行時の速度がインタープリタ言語よりずっと早いという特徴があります。
・さまざまな種類のプログラム開発が可能。
C++は低レベル(ハードウェアに近い)プログラミングが可能なので、一般的なアプリはもちろん、OSやコンパイラ、組み込み機器のためのプログラムなど、さまざまな種類のプログラムを開発することができます。
・高度なことを実現可能。
C++は柔軟性がとても高い言語なので、ほかのプログラミング言語では困難な高度なことも実現できます。また、さまざまなプログラミング言語のプログラムとリンクすることができます。

まとめ

Pythonの利点
・プログラムをすぐに実行してみることができる。
・容易に使える実用的なライブラリがたくさん用意されている。
・安全性が比較的高い
・初心者用のリソースが豊富。
C++の利点
・実行時の速度が速い
・さまざまな種類のプログラム開発が可能。
・高度なことを実現可能。

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