マダミス&ストプレ・オブ・ザ・イヤー2023 10選のメモ
はじめに
誰もが間違いないよねっていう傑作シナリオを10作選んでいるというよりも思い出が大いに反映されています。
マダミスの幕の内弁当を作る意気込みだったけど、自分の好きの傾向は割と露骨に出ています。
①2/28『王子たちの継承争い』
初のペアマダミス。RPを語れるほどRPはうまくないけど、ペアマダミスならではのRPのよさを感じられた思い出のシナリオの一つ。
このシナリオを通ったことで、『魔法少女は死んでいる』というペアマダミスもより面白く感じられたのです。
②3/23『23時の夢物語:×××の夢』
初の1PLマダミス。あっという間に駆け抜けた感。作品のクオリティが高い故に庭民の通過者もたくさん観戦に駆けつけてくれて、多くのギャラリーに見守られて幸せだった。そういう意味でも間違いなく思い出の一作。
この作品はいつかprojectの人たちにも通過して欲しいと思っている。
③3/8・4/7 麻倉孝太郎シリーズ
あの春・あの雪・あの蝉・あの秋+スピンオフと続く通称・麻倉孝太郎シリーズ全体での選出。この世界のキャラクターが本当に大好きで、通過した時にもう遊べない寂しさが凄く残ったシナリオ。この世界に定期的に帰りたくなってしまうので、最近ついにGMをするようになりました。
④3/30『飛行機雲を君に捧ぐ』
初心者から上級者まで楽しめるはず!短めなのにすごくよくできている!
担当PCの解釈の仕方については、通過者と飲み会で話したいレベル。
RPが苦手なりに頑張れたというか、頑張らせてもらえた思い出の作品。
羽倉ついさん作品だと『さよならじゃなくてまたねと言って』もよい!
⑤7/6『夢ノ棺ノ時間ドロボウ』
信頼と安心のとりえもすたぶ作品。とりえもすたぶ作品は「このキャラクターならばどのように行動するか」をかなり大事にしているので、心から物語に没入できる。今年通過した分だと『カミガミノヤカタ』含めておすすめ。
まだ未通過のとりえもすたぶ作品やりたい。
⑥7/25『エンドロールは流れない』
『アンノウン』でお馴染み・さくべえさんのシナリオ。個人的には序盤からクライマックスだったので、4時間近く全く気が抜けない傑作だった。
projectの方で回したいな~と強めに思っているシナリオの一つ。
10選に入りきらなかったけど、さくべえさんのもう一つのシナリオ『いまさら明日など望まない』もむっちゃ好きです。
⑦8/22『あたたかな幽霊』
好き嫌いははっきりしそうだけど、個人的には好きの上振れが起きていて、122作品?通過してきた中でもトップ5に入る名作。「闇エモ」作品。
抽象的な言い方しかできんけど、バランスが良いし、切れ味が良い。
好き嫌いは確実に分かれるけど、すごく好き。
⑧9/7『春は暁を知らない』
初の本格ストーリープレイング。『ステラコメット』と『追想、君と出会う日へ』と合わせてねこまみれ。さんのストプレ3部作にあたり、この中編が特に心をぐちゃぐちゃにされた。同作者さんのマダミス作品だと『人類最後のみなさまへ』や『終末の眠り姫』も好き。とにかくやって!
⑨10/13『愛する故に』
GM視点からのオススメ。推理要素は薄めでややストプレ寄り。
男女比3:3を守ることを強く推奨し、同性同士も仲の良い人で参加するとより楽しめます。
カップルでの参加が推奨されているけど、個人的にはそこまでマストとは思っていない。
今年3卓回させてもらい、この作品は回しきりたい。
⑩11/31『箱庭の観測者様へ』シリーズ
Boothのあおり文が「本当の君と出会えるマーダーミステリー」、配信向け作品と言われているのも納得の異色作。
実生活へのフィードバックが得られるというのも個人的マダミス(というかエンタメ全般)の醍醐味だと思っているけど、まさにそれだった。
結言
10選は難しすぎた。奇しくもすべてオンラインになってしまったし、選外になった作品も好きなのが多すぎて困りました。
2020年からマダミスを始めて、10作(2020年)、14作(2021年)、33作(2022年)と遊ぶシナリオの数が年々増えていき、今年は65作も遊べたのは本当に皆さんのおかげです!来年もどうぞよろしく!
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