leaving title 11月前半「Ghost song」

随分と時間が空いてしまったので期間を書いておく事にした。
前回の「GUNGRAVE:GORE」に続いて今回は「Ghost song」。
所謂メトロイドヴァニアと呼ばれるタイプのアクションゲームである。

(今までの投稿でもsteamのリンクを貼ってきたけどMSstoreにすべきだろうか?)

「荒廃した惑星で突如目覚めたデッドスーツが自分が何者なのかを探す」
ざっくりと言えばそんな所からこのゲームは始まる。
その内星に墜落した宇宙船の生存者に出会い、
船の修理のために部品を集めに行くという明確な目的が出来るのだが、
この部品回収が結構大変。

マップ上に幾つかの部品の在処が表示され、
(最初はここがお勧めですよというシステム側からのメッセージ付き)
そこを目指して探索を進めて部品を回収したら、
どれだけ離れていようとFT無しで担いで戻らなければならない。
(そもそもFT可能な場所も他のメトロイドヴァニアと比べて数が少ない)
加えて帰路は部品を持っている時だけ襲ってくる敵が発生する。
幸いセーブポイントは多めにあるのでセーブしながら戻れば良いのだが、
非常に面倒なことに変わりはない。

主人公は敵を倒す事で手に入るリソースを使って、
レベルアップしたり(レベルアップ出来る場所がFTポイントでもある)、
特殊な機能を追加するモジュールを買ったりするのだが、
(これは特定の敵からも手に入る)
死ぬとその場に落ちて回収が必要な例のシステムを採用している。
ソウルライクシステムである。
何故海外の開発はメトロイドヴァニアとソウルライクを合わせるのか。

そして主人公はリソースの範囲内でモジュールや特殊なショットを装備できるのだが、
普通にゲームを進めていて手に入る大半のショットが役に立たない。
ぶっちゃけミサイルしか使えない。
そのミサイルすら十分な威力があるわけではない。
通常ショット含めてこのゲーム、
自分が敵に与えられるダメージが低すぎる。
敵のHPを表示できるモジュールがあるのだが、
それをつけてボスと戦うと面白いくらいゲージが減らない。
ボス戦自体はHPの残りで明確にフェーズが変わるので最終的に覚えれば倒せるが、
正直何度か心が折れそうになった。

ゲーム自体はとても良くできているし、
アートやBGMも良いのだが、
難易度調整とかイベントのフラグ管理がもうちょっと何とかならないかと。
NPCのストーリーラインとか偶然会えなければ進まない。
(基本的には生存者のキャンプにいる人々と話をしておけば問題は無いが)
総評としては面白かったんだけど、
もうちょっとストレスフリーな設計だったらなぁと思う。

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