男女平等=稼ぐ男にたかる

米女子サッカー選手の荒唐無稽な要求は、男女平等・男女差別反対なるものの実質が「難癖をつけて稼ぐ男に集る」ことであることを如実に示している。

「実質的に同じ働きをしているのに、男子の代表選手よりも女子の代表選手の報酬(賃金)が少ないのは差別だ」
選手たちは、男子の代表選手と同じ報酬を支払うことや、雇用条件を同等にすること、女子の試合にも平等な宣伝・サポートなどを求めているほか、6600万ドル(約69億円)以上の損害賠償を請求している。

報酬の男女格差が差別だというのなら、

❶男女の組織を完全に分離・運営して男並みの人気と収益を獲得する。
❷男女の区分を廃止して男の一流選手に競技者として勝つ。

のどちらかを選べばよいが、それを要求しないのは、無理だと分かっているからである。男に依存しながら男のトップ層と同等の待遇を要求する底無しの強欲と厚かましさが男女平等を叫ぶフェミニストの正体である(toxic femininity)。

野球のマイナーリーグの選手がメジャーリーガーと「同じ労働なのだから同じ報酬を」と叫んでも誰も相手にしないように、サッカーは男女でパフォーマンスのレベルが違い過ぎ、それが人気と集金力の圧倒的格差になっている。女子の代表チームでも男子中学生の強豪チームに勝てない。

「男子の代表選手は女子の代表選手よりも、スピードと強靭さに基づく高いスキルが求められている」と言い、賃金格差は違法ではないと述べた。

つまりは「実質的に同じ働き」ではないから報酬が少ないだけなのだが、このような無理な主張が罷り通るのは、先進国が「女とマイノリティには勝てぬ」状況になっているからである。

ラピノー選手は11日の試合後インタビューで、一連の問題を受けてこう述べている。
「このチームを見て、このチームでプレーしたいと願い、ただただ自分の夢を追いかけたいと願うすべての女の子、そして男の子へ。あなたは女の子だというだけで劣っているなんてことはないし、男の子だというだけでより優れているということも決してありません」

確かにその通り(⇧)で、男だから優れているわけではないが、優れた選手はすべて男であることも事実である。女子テニス史上最強と言われるセリーナ・ウィリアムズでも、男子に混じれば700位(ジョン・マッケンローの評価)や1000位以下(アンディ・マリーの評価)というのが精々である。

スポーツのプロではなくゆすり集りのプロ、被害者ビジネスのプロと言った方がよいだろう。

ラピノーは同性愛者だそうだが、男を働かせて貢がせる女の本能は並みの女以上である。

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