政府債務と高度経済成長
反緊縮カルトが流布する「政府債務の増加が高度経済成長の推進力だった」について検証する。
1965年度に不況対策で公債発行されるまでは均衡財政で国債の残高は増えていない。
対GDP比は高度成長期の始まりと終わりでは+1%ポイントにとどまる。財政赤字は高度成長期の後半だけで、その寄与度も大きいとは言えない。
反緊縮カルトは息を吐くように嘘をつくので要注意。
付記
一時的な資金繰りのための短期証券の増加は経済成長の「果」であって「因」ではない。対GDP比はむしろ低下している。
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