女の自殺増加を肯定的に解釈する

女の自殺者の急増が「社会の危機」と捉えられている。

女性は前年同月比でなんと82.6%も増えて851人。
そんな悲鳴からは、何かが「決壊」しつつある印象を受ける。

しかし、フェミニストによれば日本は「地獄」だったのだから、それが壊れることは好ましいことの可能性がある。

そのことを裏付けるのが自殺者の性比で、高度成長期は男女平等に近く、衰退一直線の1990年代後半以降は男女差が最も拡大している。

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それが、警察庁の統計によると2020年7~10月計は57%とバブル期に迫る水準まで改善している。

ヨーロッパ諸国の比較でも、男女平等で幸福度が高いベネルクスと北欧は女が相対的に多く自殺している。

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誰もが気づいているように、戦後日本の高度経済成長を支えてきたさまざまな仕組みがいま一斉に制度疲労を起こしている。そこで繰り返し「改革」が叫ばれるのだが、そのとき念頭に置かれるのがスウェーデン、デンマークなど北欧諸国、オランダなどベネルクス3国の「北のヨーロッパ」の社会制度だ。

このように見ると、女の自殺者の急増はヘルジャパンが崩壊してベネルクスや北欧のような幸福度が高い国に生まれ変わる兆候であると肯定的に解釈することも可能である。

成功者が口を揃えて言うように(⇩)、貧しさをエンジョイすればよいのである。

賃金が上がらないといっても、外食せずに家で鍋をつついて、100円レンタルのDVDを見て、ユニクロを着ていれば、十分に生きて行けるし、幸せでしょう?
私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。「何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」と。

真に受けないように。

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