フィンランドの合計出生率1.26(速報)
フィンランドの人口統計速報によると、2023年の出生数は対前年比-3.6%で大飢饉の1868年を下回り、1837年以降で最少となった。
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橙線は2023年の水準
合計出生率は2022年の日本と同じ1.26。移民系による上積みが2022年と同じだったとすると原住民系は1.23になる。
![](https://assets.st-note.com/img/1706173797323-daZF4ttKoU.png?width=1200)
厚生労働省
National Records of Scotland
Statistics Canada
リベラルな国々のTFRが日本に迫っている(convergence)。
いいえ、そうではありません。先進諸国の間では、男女平等の進んでいる国ほど、一時期沈んだ出生率を回復しています。ヨーロッパでも、女性が職業労働で自活することへの賛同が強いフランスやイギリスは出生率アップに成功したが、それが仏英ほどには強くないドイツの出生率は低迷しています。
— 堀 茂樹 (@hori_shigeki) April 3, 2021
見当外れの物言いをつけるのも、せめて、フランス、イギリス、米国、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー等の合計特殊出生率を確認してからにされよ。加えて、基本的な事象すら理解していないデタラメnote(←特にトッドの引用の仕方は笑止)に依拠するのはやめた方がよい。https://t.co/tTPJDspZLL https://t.co/4Qo7NjD5eL
— 堀 茂樹 (@hori_shigeki) April 4, 2021
経済では世界各地に「日本化」が広まっているが、出生もそれに続いているように見える。日本は問題を解決できない世界の劣等生だったのではなく、世界的トレンドの先駆者だっただけのようである。
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