税収が示す日本経済の状態
国の税収の推移からは、第二次安倍政権からの日本経済がバブル崩壊~リーマンショック(世界大不況)の長期低迷を脱して拡大基調を続けていることが見て取れる。
高齢化とグローバル化への対応として、税源が所得から消費にシフトしている。
対GDP比で見れば、税収が多すぎる(酷税)とは言い難い。
積極財政派の「新型コロナウイルス感染症のために日本経済は大不況に陥る」や「日本経済は緊縮財政のために慢性的な需要不足が続いている」などの主張は積極財政派の主張は現実とは合致していない。日本経済は悪いと言うよりむしろ良い状態にあるというのが現実で、悪く感じるとすれば、それは日本経済の地力が衰えたためである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?