明石の虚言王とリテラシー
マスコミの明石の虚言王こと泉房穂前市長推しが続いているが、取材者と多くの読者が「嘘・大袈裟・紛らわしい」を見破れるかのリテラシーチェックとして使える。
『毎日新聞の夕刊』、駅の売店で3部ゲットできた。明石の子育て支援、日本標準に』『誰も取り残さない社会へ、潮目変える』との大きな見出し。まさにその思い。明石で実現できたことは、他の街でも実現できる。ましてや国でも実現できると思っている。これから順次、広げていく。皆さん、お力添えを! https://t.co/rQWuLeq2ZK pic.twitter.com/MMm4DHq59i
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) August 23, 2023
マスコミに推されていながら敵視されているようにアピールするのがこの人物のテクニック。単純だが「マスゴミ嫌い」には効果的である。
『最大の敵はマスコミです。できることさえ、できないなんて嘘を書くのはやめていただきたい。実際に明石市ではできていますし、国だってできるの決まっている』と、「日本記者クラブ」でマスコミの方々に訴えた。その部分だけ(4分00秒から4分35秒)だけでも、ご覧ください。 https://t.co/vbUh1Ym43y
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) August 16, 2023
泉房穂の「凄さ」を示すものとして「2.38倍」が注目されるが、これがどの程度凄いのかを検証したマスコミの記事は全く見かけないまで代わりにデータを示してみる。
明石市は『こども予算の倍増』を実現している。125億円を297億円にまで172億円も増やした(2.38倍)。そのうちの34億円で『5つの無料化』も実現した。明石市は“本気”で“やりくり”をして財源を捻出したのだ。国民に負担を転嫁せず、政治の責任で実現するのが“本来の政治家の仕事”のはずだと私は思う。 https://t.co/wvrIC2fyVb pic.twitter.com/zroslnPCLN
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) April 7, 2023
![](https://assets.st-note.com/img/1692877538901-cJKokJI5sD.png?width=800)
泉房穂は独自の分類を用いるために他の自治体との比較ができないので、総務省分類の「児童福祉費」で比較することにする。
![](https://assets.st-note.com/img/1692878485233-nTa6yIJxzn.png?width=800)
明石市は132億円→330憶円の2.49倍だが、都市で1位の流山市は3.31倍で、明石市よりも増加率が高い都市は13もあるので、明石市を唯一無二の成功例のように報じるのは適当ではない。なお、全市区町村合計は1.67倍だった。
一方で、この👇ような事実に基づかない批判もある。
有本)福岡市はそもそも人口流入が多く、いろいろな意味で恵まれていて、財源もある程度は確保できる。明石市もそうですが、そのようなところは企業城下町などが多く、財源を確保しやすい状況があります。
明石市は税収が多い自治体ではない。
![](https://assets.st-note.com/img/1692878386159-hIG06s53I3.png?width=800)
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