「日本は差別大国」の情報戦

東京オリンピックを利用して日本を西洋リベラル勢力に隷属させようとする動きが活発化しているが、今度はセネガル人が5月の出来事を今頃になって人種差別と騒ぎ出した。

Sy was told that a representative of the Tokyo 2020 Organising Committee was concerned that if they allowed an African musician to perform, they would then have to hire many different ethnicities and nationalities.
“It’s totally racist,” Sy says. “I was told they said ‘Why this guy? Why this African guy?’ I’ve seen a lot of stuff, I’ve felt a lot of things, but this just doesn’t fit with the Olympics. Why should I be silent?”

この記事は一方の言い分だけなので情報量が不十分だが、この発言が真実だとしても、アフリカ人だから降ろされたのではないので一般的な意味での人種差別、黒人差別とは言えない。

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このセネガル人の言い分をそのまま信用できないのは、facebookへの投稿が日本語と英語でトーンが大きく異なるからである。日本語では「これって差別では?」だが、英語では文頭なら"bunch of racists"と決め付けている。他にもashamed, disgusting, insultedと、日本語には無いかなり強い言葉を使っている。「なんでここにアフリカ人が?」も‘Why this guy? Why this African guy?’とは意味合いが違う。"400 years of suffering"も出身地のゴレ島の歴史も日本とは全く関係がない。文句があるなら白人に言え、である。

このセネガル人は日本人向けには同情を誘うように書きつつ、外人向けには西洋人は悔い改めた先祖の罪を現代の日本人が引き継いでいるかのように印象付けて、日本叩きを誘導しようとしている。白人は日本人を叩けば贖罪になるわけである。

しばらく前までは日本人の罪をでっち上げて世界中に触れ回るのはほぼ近隣諸国に限られていたが、SNSで世界中が繋がった現在ではすべての国が潜在的な敵になっている。日本は全世界から「いくら難癖を付けても大丈夫な弱腰な国」と見られていることを認識する必要がある。

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