信用できない経済論客を見分ける5つの判断材料

経済分野で信用できない論客を見分ける判断材料を5つ紹介する。

❶日本の経済成長率は世界最低

❷経済停滞の主因は消費税(1997年4月の3%→5%が契機)

❸デフレ不況が20年以上も継続中

❹名目政府支出をk%増やすと名目GDPはk%増える

❺税金は政府支出の財源ではない

これらのうち1つでも主張していたら、日本経済に関する基礎知識を欠いた素人同然か、何らかの意図を秘めた確信犯(⇩と同類)なので、信用してはいけない。1つ当てはまる人物は5つとも当てはまる可能性が高い。大学教授を名乗る人にもいるので肩書で判断するのは禁物である。

政治的観点からあえて言わないことはあるし、あえて繰り返すこともある。ウソは言わないが、僕の発言には多くの省略があり、不安をあおる言い方もします。僕は情報戦を戦う確信犯です。

正解は他の記事にあるので関心がある人はそれらを参照してもらいたい。

❷は1997年11月に発生した金融危機(三洋証券、北海道拓殖銀行、山一證券が経営破綻)が引き金。

❹は相関関係と因果関係を同一視したことによる誤り。

❺はMMTの「レンズ」をつけた人に特徴的な妄想で、虚構を現実と思い込んで攻撃的になる。映画「マトリックス」で赤い薬を飲んで世界の真実に目覚めたネオのような気持ちになるらしい。

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