ジェンダー平等と出生率

先日の日本経済新聞のバカ記事のように、マスコミのジェンダーギャップ指数(世界経済フォーラムのGlobal Gender Gap Index)のごり押しが目に余るので、少し書く。

マスコミと学者は「ジェンダー平等は出生率を高める」という嘘八百を広めようと必死だが、そうでないことは日本とアジアNIEsを比較するだけで分かる。シンガポールはGGGIがアジア諸国の中では上位の49位、台湾はGGGIの算出対象ではないが、ジェンダー平等には注力している。

香港、シンガポール、台湾では、女を家事・育児・介護などの「女の仕事」から解放するために、多数のフィリピン人やインドネシア人を呼び寄せて代行させている。

しかし、出生率はこの👇通り悲惨な状況となっている。

厚生労働省,各国・地域の政府統計機関
中華圏では縁起担ぎで辰年(1988・2000・2012年)の出生率が上がる/寅年はその逆

ジェンダー平等はリベラルにとって「よりよい社会をつくる」ための手段ではなく目的、あるいは実践すべき「戒律」になっているが、それについては次の記事で。

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