As a taxpayer

この界隈の高市推しには何やら怪しいものを感じるが、それはさておき、

出世作となった1989年の著書から反緊縮派が喜びそうな一節を紹介する。

アメリカの赤字は、国家が国民の快適な生活と権利を必死で守っている結果であって、財政赤字の国というのは国民が幸せなんだ、というのが私の印象です。
議会の強いアメリカ国家は、国民の生活を守るために一所懸命支出しているのです。消費者の権利を代表する議員がちゃんといる、ということでしょう。

(p.188)

消費者の生活など考えもしないで、お金を溜めるだけの黒字国・日本と、国家は金持ちではないが、国民の消費生活は潤沢な赤字国・アメリカ、どちらが幸せでしょうか?

(p.193)

32年間で考え方がどのように変化したのか(あるいはしなかったのか)は定かではないが、財政収支は様変わりしている。

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