最低賃金の日韓比較

韓国の最低賃金について見る。

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生活必需品CPIで実質化すると、2018・2019年の大幅引き上げでトレンドから上振れしたものの、現在ではトレンドからの乖離はなくなったことがわかる。トレンド成長率は年+5%強と高い。

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2021年の韓国の最低賃金(時給)8720ウォンを実勢レートの1ウォン=0.097円で換算すると846円となり、日本の930円(全国加重平均)を下回る。しかし、世界銀行の2020年の民間消費の購買力平価1ウォン=0.116円で換算すると1013円となり、日本を上回る。

購買力平価ベースでは最低賃金でも日韓逆転が起こっている(幅をもってみる必要はあるが)。

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