メキシコで蔓延しているのはフェミサイド(女殺し)ではなく男殺し

女尊男卑のプロパガンダ記事があったのでおかしな点を指摘する。

「フェミサイド」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
これは「女性を殺害すること」を意味する言葉だ。1967年に南アフリカ出身の女性活動家、ダイアナ・ラッセルによって生み出された言葉で、ラッセル自身が、「女性であるがために男性によって殺されること」を指すと定義している。
いま、そんなフェミサイドが蔓延している国がある。メキシコだ。

メキシコで殺されている9割は男である。メキシコで殺される女が多いのは「女性であるがため」ではなく、暴力が蔓延する人命が軽い社会だからである。殺人被害の深刻さを論じるのであれば、女よりも男に焦点を当てなければならない。「フェミサイド」とは、命の価値は女≫男という差別的な思想を反映した言葉である。(末尾のヒラリー・クリントンの言葉も参照)

画像1

メキシコのような暴力的な社会では男同士の闘争が激しくなるので、殺される男も増える。逆に、日本のような平和な社会では男同士の闘争が少ないので、殺人被害が男女平等に近づく。

画像2

画像3

殺される女が男に比べて少なすぎる=男女不平等のメキシコだが、World Economic ForumのGlobal Gender Gap Indexでは25位で、121位の日本を大きく上回っている。

項目別ではそれぞれ

Economic participation and opportunity:124位|115位
Educational attainment:54位|91位
Health and survival:46位|40位
Political empowerment:14位|144位

と、政治部門の差が大きいが、その中でも議員数が決定的である。

Women in parliament:4位(48.2%)|135位(10.1%)

女の政治家が多いことは、女が生きやすい社会であることを意味しない。パリテ法など愚の骨頂である。

1998年のDVに関する国際会議でのヒラリー・クリントンの発言(⇩)。ほとんどブラックジョークだが、これが「真の男女平等を求める思想」を偽装するフェミニズムの本質である。

Women have always been the primary victims of war. Women lose their husbands, their fathers, their sons in combat.

ちなみに、7歳の少女を誘拐したのはということである。

英公共放送「BBC」によれば、7歳のフェティマのケースでは、母親が交通渋滞で迎えが遅れたために誘拐されたという。彼女を連れ去ったとされる女性(42〜45歳)が映った防犯カメラの映像が公開されており、逮捕につながる情報には10万ドルほどの報奨金を払うと警察は発表している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?