インチキ統計を批判するなら自己批判も

中野剛志が批判している「変な学者」とは藤井聡に間違いないと思われる。

そう言えば、アーレントだ何だと哲学者ぶって大衆社会批判や全体主義批判をしながら、統計学的な手法を振り回している変な学者がいますが、おそらく彼は何も分かっていないのでしょう。もっとも、その人は、その統計ですらインチキして大衆を煽動しようとしているから、論外ですけれどね。
ちょび髭とか生やして、まなじり吊り上げて怒鳴っているような顔には気をつけましょうとかですか(笑)。

藤井のインチキ的なグラフのナンバーワンが「日本経済は1995年→2015年の20年間でマイナス20%成長」で、

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現在でも2015年を2019年にアップデートして同じグラフを使い続けている。

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これについては👇で検証している。

1995年を基準年にすると日本の成長率が異常に低くなる主因はこれ👇。

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しかし、中野も藤井を批判するのであれば自分も不適切なグラフの使用は説明は慎むべきだろう。例えば、近著では自国通貨建て名目GDPを用いているが、藤井のドル換算GDPと同じく適切ではない。

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こちら👇で検証している。

中野は最近では島倉原のグラフを利用しているが、それも不適切である。

貨幣論にも欠陥がある。

中野は藤井のような意図的なミスリードは少ないものの、経済分析には強くないようで、粗が目立つ。「人の振り見て我が振り直せ」である。

付記

藤井聡はなぜ各方面から引っ張りだこなのだろうか。なぜ野放しなのだろうか。

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