コロナと余命と若者の時間

新型コロナウイルス感染症の死亡率は若者と老人で極端な差がある。

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その傾向は平年の全死因のものとほぼ同じである。新型コロナウイルス感染症は元々死ぬ確率が高かった人の死を繰り上げたようなものなので、失われた総余命と対策によって失われずに済んだ総余命はそれほど長くはなかったことになる。

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半年前に大西つねきがバッシングされた発言と関係するが、老人を「とにかく長生き、死なせちゃいけない」ためのコストと、若者が失った時間(プラス経済損失)を比較する必要があるように思える。

高齢者をちょっと、とにかく長生き、死なせちゃいけないと、長生きさせなきゃいけないっていう、そういう政策を取ってると、これ多くのお金の話じゃなくて、もちろん医療費とか介護料って金はすごくかかるんでしょうけど、これは若者たちの時間の使い方の問題になってきます。
どこまでその高齢者をもうちょっとでも長生きさせるために、子供達、若者たちの時間を使うのかってことは、真剣に議論する必要があると思います。

これがシルバーデモクラシー。

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