大韓民国の2023年の出生(速報)

大韓民国の2023年の出生数(速報値)は対前年比-8%の23万人だった。2015年12月~2023年12月の97か月のうち、2022年9月を除いた96か月で前年同月比マイナスとなっている。

大韓民国統計庁
大韓民国統計庁

合計出生率(TFR)は0.72で、平時の国としては前代未聞の低さとなった。

大韓民国統計庁

17地域(特別市・広域市・道)別では、最低のソウル特別市が0.55、勝ち組が多く比較的出生率が高かった世宗特別自治市も0.97に低下した。

大韓民国統計庁|橙線は全国

超低出生率になったのは土着文化と西洋思想が融合して猛毒化したためで、

  • 第一段階:新自由主義に基づくIMF改革→無限競争社会化→TFRが1.2前後に低下(2002~2015年)

  • 第二段階:フェミニズムの過激化→男女対立激化→非婚化→TFRが底割れ(2016年~)

となっている。こうなってしまっては根本解決する道筋は考えつかない。

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