ひろゆき&泉のスウェーデンとフランスの出生動向に関するデマ
泉房穂(前明石市長)とひろゆきが『少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか?』でよくあるデマを語っていた。
まず、ひろゆき。
スウェーデンはTFRが循環的に変動しているのが特徴なので、谷と山をチェリーピックするのは適当ではない。なお、2022年のスウェーデン生まれのTFRは1.47である。
次に、泉房穂。
「少子化が非常に深刻だった」時期も「V字回復を達成した」時期も平時には存在しない。
第二次世界大戦後の出生数は日本と違って安定している。
フランスの「少子化」とは、1930年前後に生まれた女は平均2.6人産んでいたが、1960年代後半以降に生まれた女は2.0人に減って19世紀末の水準に戻ったというもので、精々1.5人の日本とは全く異なる。
『少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか?』は虚言のファクトチェックが必要なので、後日に取り上げる予定。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?