就業者数の多さと日本経済の余力
日本経済が積極財政派が言う「緊縮財政による需要不足→財政支出を拡大すれば成長軌道に回帰する」という状態ではなく、老化への対応で一杯一杯であることは、就業者数が過去最高に近い水準にあることから見て取れる。
第二次安倍政権期に就業者数が史上最高を更新したのは、
世界大不況での急減からの回復
医療・福祉の一貫した増加
が重なったためだが、特に女の増加が顕著である。
これは、
男手が足りなくなってきた
医療・福祉は元々女が多い産業
ためだが、積極財政派が思うほど日本経済には余力も潜在能力もないことを受け入れなければならない。
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