科学vsフェミニズム

フェミニズムが有害なことは、男女対立を煽るために科学の常識を平気で覆すことからも明らかになる。

コレージュ・ド・フランス教授の人類学者フランソワーズ・エリティエは、男性支配的な社会の成り立ちに関して、次のような仮説を立てている。
エリティエは、身体・体力の差ですら、後になってできたもの、つまり差別の結果ではないかと主張する。旧石器時代初頭の男女の体型に大差はなかったが、食物に違いがあったことが研究からわかっており、狩猟採集社会の中で、男性はたんぱく質を、女性はその残り物とでんぷんを中心とした食生活を続けた結果、ネアンデルタール人が出現した中期旧石器時代から、男性のほうが女性より大きく筋肉質な身体になった。つまり、「男=優」「女性=劣」というイデオロギーが、女性に対する食料制限によって身体上の差となって現れたということだ。
身体能力の差を含めた男女の違いが社会的構造から由来することを説き、女権運動に理論的な基盤を与えた。

これが定説(⇩)。

サルやアウストラロピテクスと比べて、直立原人の進化過程で最も目立つのは、噛み付くための犬歯の退化と、男女の体格の差の縮小だ。
おそらく、グループ内で一夫一婦制が生まれるのもこの時期で、これによりメスをめぐる争いがなくなったことが男女の体格差の縮小につながったと思われる。

フェミニズムは事実に基づいたまともな思想ではなく、女に偽の世界観を植え付けて被害妄想・ルサンチマン・復讐心を焚きつける妄想的なカルト思想と言ってもよいものである。なので、フェミニズムに汚染された社会が分裂して不安定化するのは至極当然なのである。

フェミニズムはルワンダ大虐殺のイデオロギーのフツ・パワーに似ている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?