各国の出生率
主な先進国・地域の出生率(total fertility rate)を一覧できる記事を作成したので一知半解未満の人👇にならないように活用してもらいたい。内容は適宜アップデートする。
グラフの上の数値は世界経済フォーラムのGlobal Gender Gap Index 2021の順位。
アジア
120位
102位
中華圏では縁起担ぎで辰年(1988・2000・2012年)に出生が増えている。
54位
ヨーロッパ
2位
3位
1位
5位
29位
16位
2020年の土着系フランス人のTFRは1.6台後半と推定される。
23位(United Kingdom)
9位
11位
63位
14位
31位
13位
10位
21位
98位
99位
81位
北米
30位
24位
オセアニア
50位
4位
その他
60位
グラフでは省略しているが出所は各国の政府統計機関。
付録
ここ20年くらいデンマークの大学進学率は女性が男性を上回っています(男性が40%女性が60%)。優秀な女性が自分以上の男性を探すため、ミスマッチが起こり、晩婚化がますます進んだようです。この女性の経済的自立も離婚率をあげた原因だろうとのことでした。「女性の地位向上、男女平等が進むと少子化が進むのです」とおっしゃったのが印象的でした。
“Look, I am a bus driver, women these days are highly educated and no one wants to marry an uneducated bus driver. Not even a handsome one like me. Time and years are flying by and I want a family.”
①男女の役割の同等化(性別役割分業の否定)、②女の非下方婚(格下の男とは結婚しない)、③持続可能な社会の三つは同時達成できない。これがリベラル社会のトリレンマ。
②は本能で変えられないので、①を追求すれば③が犠牲になる。経済の平等を目指した共産主義・社会主義(東方進歩主義)は持続不能になって崩壊したが、ジェンダー平等を目指すイデオロギー(西方進歩主義)も持続不能ということになる。
トリレンマの概念を提唱したのは6年前なので自称貨幣論研究者シェイブテイルのようなパクリではなくこちらがオリジナルである。念の為。
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